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【OSJ新城トレイル32k】4時間48分


日付: 2023年3月26日(日)
記録: 4時間48分16秒
順位: 総合12位/652人(男子年代別1位)


初めてのnote、初めての投稿。
ほぼ毎日走って、ここ半年は毎月大会に出ていました。けれど振り返りというものを全くしてませんでした。

1月に出たフルマラソンの記録はこれだけ
あとで詳しく書くことはなかった

自分にはレース中の細部まで覚えている記憶力もないし、心拍数やペースといったデータを分析する力もありません。
理論派か感覚派で言えば150%後者。

ただ、そんな感覚も過去を振り返りつつ研ぎ澄ませていけたら良いかな、そんな感じでレースの振り返りを書いてみます。

1週間前〜前日まで

◆調整
ここ2.3ヶ月坐骨神経痛?のような右臀部のコリと右脚の痺れがあり不調が続いていたため、あまりガッツリ調整はせず少し練習を減らした程度。1週間前の日曜には高松山グルグルクラブに初参加し、家からの往復含めて30km走った。
木金は完全レスト。ルーティン的にレース前日土曜は走る予定だったが、雨で断念。

◆前日
確か7時くらいに起きて普通の朝食(目玉焼きと米)。
いつも練習ご一緒している海老名厚木界隈の皆さんと10時半に本厚木駅に集合し、新東名ドライブへ。
昼飯は浜松SAで醤油ラーメン&餃子。
14時半くらいに到着し受付。Tシャツが意外とおしゃれ(と自分は思ったけど周りの反応はぼちぼち)。
前日に開催されてた11kの表彰式を見て刺激をもらった。小学生くらいの女の子が女子総合1.2位を取っていてビビる。普通にカッコよかった。

16時から部屋に入り、ゼッケンつけたり間食したりのんびり。本当はビール飲みたかったけど、自分は酒飲むと翌日お腹がユルユルのユルになるタイプ。レース中に大事故💩が起きたら大変。そんなことでDNFしても回収車に乗ることすら許されない。だから我慢。

18時くらいから大浴場へ行き、上がった後は部屋で夜ご飯。SAで買っていた焼きそばとパンを食べる。無限に食べれる感覚。
他の人たちは部屋でトランプとかしてたけど、俺とペヤング君だけは自分の部屋でスマホいじったりして過ごした。確か22時くらいに寝た。

当日朝

目覚まし通り5時起床。
メロンパン、おにぎり、R1ヨーグルトとか食べた。
そこからスタートまでに大便が4回。快調。
朝散歩と身体ほぐしがてら、スタートの林道を300mくらい走ってみた。やはり前日動いていない分動きが硬い。雨の中無理にやる必要はなかったけど、できればやはり前日ランは入れたかったな。
7時のダブルスタートを見に行くタイミングでは既に準備万端。7時20分くらいにはヤノケンがスタート位置にいたため自分も行った。屋根の下で待機していた他のたくさんの選手も並び始めた。
ずっと雨だったけど寒くはなかったので、半袖短パンの上にレイン着るだけで十分だった。
写真撮ったりしてわちゃわちゃ待機。

わちゃわちゃしてた図
国内の女子トップ選手が目の前にいるのにこの表情
わちゃわちゃはどうした

レース中

◆スタート〜第1エイド
8時スタート。
先頭に並んでいたのでスムーズに走り出し、周りは気にせず自分が無理なくリラックス走れるペースで林道を進んだ。たまに時計を見てみると4’15/kmくらい。去年のまさしさんブログに書いてあるのと確か同じペース。山で勝てない自分が林道で同じペースだったら勝てなくない?とか思ったけど、これ以上上げるのはちょっと厳しそうだったのでそのままキープ。

トレイルの登りは淡々と、下りは苦手だし後ろに付かれるのも嫌なのでどんどん譲った。
昨年末に参加したOSJ成瀬さん主催のライジングオブザデッド3にて、キタさんに負けじと調子乗って前半から下りを頑張ったら両腿終わったトラウマがあるので、とにかく温存。
第1エイド前後でヤノケンに追い付かれ、登りもとても速かったのでそのまま抜かれていった。

◆第1エイド〜亀石の滝(第2エイド)
頑張ればもうちょい速く登れるかなーという感覚はあったけど、中盤に待ち受けるデカい山のためにとにかく我慢。国内で一番キツイ32kって噂も聞いた。ガチオさんの動画もキツそうだった。
なので、岩場や下りは無理せずここでもどんどん譲り、女子1位の選手も見送った。
そんな序盤温存作戦はかなり上手くいったようで、亀石の滝に着いた時の調子は”スタートの時より元気”って感じ。とても楽しい。フルマラソンのPB出した時と同じような感覚。

ボーッとしてたら亀石の滝エイド過ぎたところで道間違えて1分くらいロス。分かりづらい道でもなんでもない、単純に自分のミス。

◆亀石の滝〜棚山迂回路
と言うわけで亀石の滝の後ろに構える登りは割と走ることができ、序盤で先に行った人達を1人ずつ抜いていった。ダブルとの合流区間で駆け降りる長田さんとすれ違った。かっこいいね。
一旦登り切って下るところで白木さんに追いつく。昨日11k走ってるし既に疲れていた印象だったけど、元気に会話してくれた。
その後の結構な急登(どこだったか不明w)でようやくヤノケンに追い付いた。みんな黒い服装が多い中、青いパンツだったので分かりやすかった。

ここら辺からあまり記憶がない。笑
脳も省エネで走れてたってことで良いか。

ジェルは何となく食べたくなった時に補給しながらほとんど孤独走。ただ、第2関門?の棚山迂回路前後で太ももが攣りそうになり、持っていた水をガバ飲み。空っぽになった水をエイドで補給してさらにガバ飲みするのを繰り返してたら脚だけでなく全身リフレッシュして元気になった。ロードのレースでももっと意識して水分補給しないとダメだと実感。

◆宇連山の分岐とかそこらへん
アップダウンたくさん。あまり高低図や時計などの情報は気にせず無心で走れたのは良かった。気にしてたら偽ピークの多さにメンタルやられてたと思う。
前半も通ったすれ違い区間ではたくさんの選手と応援しあって楽しかった。

◆終盤の岩場と最後の下り
この辺りでも2人くらい抜いた。後ろにつかれたくないので、抜かときはしっかり走って逃げる作戦。良い展望だったはずだけどよそ見したら死にそうなので何も見ず。
終わりそうで中々終わらないこの岩場は中々イヤらしかった。

めっちゃ綺麗、ほとんど水墨画
Photo by カナさん


そんな区間も終わり、会場のモリトピアまで続くラストの下り。もう出し切るだけなのに、単純に下りが遅くて1人に抜かれてしまった。
こんなところで1つたりとも総合順位を落としたくないため、会場目の前のラストのロード(200〜300mくらい?)を爆走ダッシュして抜き返した。トレランだと最後は譲ったり、2人で手を繋いで同時フィニッシュしたりする光景もたまに見るけど、自分にはできなかった。笑
レース中は自分の順位を把握できなかったので、表彰台に乗れる乗れないの分かれ目かもしれない。なので頑張った。

記録は4時間48分16秒で、総合12位の年代別1位。
翌年の新城ダブル(同じコースを11時間以内に2周する)の出走権が得られる5時間切りが目標でしたが、無事達成。表彰台に乗れたのも嬉しい。

5人乗れる表彰台に2人はちょっと寂しい

ただやはり総合入賞できるようになりたいな。

感想

自分なりに良い走りができたレースでした!
やはり自分はロード同様、序盤でかなり温存して後半上げていくスタイルが合っているようで、ここ最近の不調があったからこそ変に飛ばさず落ち着いて入れたのかな。

◆良かったこと
・序盤の温存、これが全て
・登りしっかり頑張った
・要らないかなくらいにジェル持ってたこと
・中盤で大量に水とって脚復活できたこと
・シューズ(asicsのFuji Lite3)→軽いしロードシューズと変わらないくらい走りやすい。そして泥や濡れた岩の上でも滑らなかった。
・ユニクロの靴下(390円)→何か良かった
・ペヤング先生に教わったテーピング→マジ良かった。
・ワークマンのチャリ用指出しグローブ(確か900円くらい)→暑くらなずストレスフリー

◆反省点
・下りが遅い
・最近油断してちょっと太った
・下りが遅い

仲間との旅行感もあり、とても良い大会でした!

来月はいよいよFUJI!
やれることはあとちょっと試走するのと、痩せることのみ。

また今度〜
ダブルの権利は得たけど
出るかどうかはまた別問題

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