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On My Own

(※レミゼラブルの登場人物の結末についての記述があります)

午前中に地震、そして夕方に雷
なんだか落ち着かない日
土曜日のせいもあるかな


ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンドで春馬くんと共演した生田絵梨花さん

先日のうたコンでミュージカル・レミゼラブルのエポニーヌという少女が歌う「On My Own」を披露してくれました 


心打たれました…


生田絵梨花さんは華奢な身体で線が細そうなイメージだったのですがそんなイメージが覆ってしまうくらい歌声に力があるな、と感じました

これからミュージカルでどんどん活躍して行くのではないでしょうか✨

話は戻り、このエポニーヌという少女の歌う歌はとても切なくて、それでいて限りない愛情の深さを感じさせる歌なのです…

簡単に言うと、叶うはずのない恋の相手を想った歌なのですが、エポニーヌの想いは実は単なる片思いにとどまらず、相手が愛する人と結ばれ幸せになれるよう、自分の身を投げ打ってでも行動するような深い愛なのです

最後は文字通り革命に身を投じたマリウスをかばい
亡くなってしまいます…


生田絵梨花さんが歌った部分はエポニーヌの想い人・マリウスに、マリウスの愛するコゼットが書いた手紙を届けた後に歌う場面です

眠りにつきながらマリウスを想うエポニーヌ


どうしても悲壮的になりがちな歌詞ですが、生田さんは力強く、底知れぬ愛の力を感じさせるように、感情豊かに歌い上げてくれました

実際、他の女優さんが歌っているのを聴くと、片想いの儚さと美しさが際立つように感じましたが生田さんは違いました


“ひとりきりだけれど
まるで彼が側にいてくれるよう
たった独りで
朝がくるまで彼と共に歩くの

彼はいないけれど
彼の腕が私を包む温かさを感じる

もし行くべき道を見失ったら目を閉じるわ
きっと彼は私を見つけてくれるから

舗道が雨に濡れ、銀のように輝いて
街頭の灯りは川に滲んで見える

暗闇の中、木々の間から星明かりが覗く
どこまでも二人の姿しか見えないわ

けれど私は独りきりなの
日々思い知らされているわ

私の人生は
ただ幸せを装っているだけ

私がいなくても
彼の世界は周り動き続けるのだと

世界中に溢れる幸せな出来事すべては
私のものではないのだということを

愛してる
愛してる
愛してる

けれど独りきりなの”


最後の「愛してる」は言葉の繰り返しになりますが
生田さんはひとつひとつ違う感情を込めて歌っているのを感じました

そしてこの「独りきり」という言葉も
淋しさや孤独、諦めというより
“孤高”そして”覚悟”というイメージが真っ直ぐに
伝わってくる歌い方でした


現実がどんなに辛くても、1人きりでも
愛を貫くという誓い、覚悟を感じました。。

歌い方によって変わるんですね
ミュージカルって 
そして歌は魂の表現なんですね



生田さんにとっても春馬くんとの別れは耐え難い辛さだったと思いますが、生きる強さ・覚悟に変えて頑張っているんだなと思います

大切な人を想う時
そんな強さを持てたら幸せなことだなと思います




春馬くんが夢を懸けた「ミュージカル」という舞台

それは今まで積み上げたものを昇華させるのに相応しい、運命とも言うべき舞台だったね

春馬くんが人生を懸けたいと想うほどの夢に出逢えたこと、それは奇跡のように素晴らしいことで

春馬くんがそんな夢に出逢えて
夢に向かって走り、輝いた瞬間があったということ
それもとても素晴らしく何にも代え難いこと


人生が物語の1ページなら
次のページも
その夢は終わらないと
ずっと続いて行くと信じています


だからいつかきっと
夢の舞台に立つ日が来ることを願っています

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