VOL-9『酵素療法の真実』について 【ノーベル賞レベルメソッドの伝授】
みなさん、こんにちは。
アトピー完全克服理論
「ノーベル賞レベルメソッド」開発者の
赤嶺 福海です。
今日からは、数ある民間治療の中でも、
アトピーを体の内側から治していく治療法について、
数回に分けてお伝えしていきます。
VOL-9◆酵素療法の真実
最近、健康食品系でも『酵素』という
言葉をよく耳にします。
体内には数万種類の酵素があり、
人間が生きるために多くの働きをしていると
専門家は仰っています。
実際にアトピー治療の現場でも、
10数年前に数人の医師が推薦して酵素治療を行い、
本や雑誌がこの話題を取り上げたため、
全国から多くの患者さんが押しかけたこともありました。
そして民間の間では、未だに様々な酵素事業が
健康と美容に良いとして大々的に宣伝しています。
(万田酵素、大高酵素、野菜酵素、プルーンなどなど……)
確かに、酵素がなければ人間は生きられません。
とても重要な生理物質です。
けれども、これら酵素の殆どは
本来、自分の体で食材を分解して作られます。
より具体的に説明すると、
食べ物が腸管内で分解・合成されることで酵素となり、
各細胞に多くの働きかけをしていきます。
つまり、以前説明したステロイドホルモンと同様の
万能的な働きをしてくれるのです。
ですから、当然これらの酵素食品が
アトピーにも効くのかというと、効きます。
ステロイド剤のように効果絶大と言えるでしょう。
……ただしこれもまた、
一時的な改善という意味です。
当メルマガ第3回目『ステロイド剤・プロトピック軟膏』では、
「体内で作られるステロイドホルモンは、自己記号を保持し、
必要な細胞に、必要な分だけ作用する仕組みがある」
とお伝えしましたが、
実は、体内で作られる酵素もまた、
これと全く同じ仕組みなのです。
本来の酵素もまた、自己の体で産生しなければ
自己記号の保持ができないし、
その適正な生産量も、脳からの信号指示で決定して
ターゲットとなる細胞へ作用するという複雑さ……
この仕組みは、もはや神の領域でしょう。
対して、人工的に作られた酵素は無記号であり、
ステロイド剤と同様に
誰にでも、どの細胞にも作用してしまいます。
そして長期服用していくと、自分の体内で作られる
自己記号を持つ酵素は作用しなくなりますから、
摂取を中止した途端に再発し、
そして、それを繰り返す度に悪化していく……
当然ながら、副作用においてもステロイド剤と
同様のことが起こってしまうのです。
こうなってしまうと、細胞が入れ替わる
最低3ヶ月間は副作用に苦しむことになるので、
耐えきれずに再度酵素→悪化という
負のスパイラルにハマっていく方が殆どです。
よって当方では、この酵素療法もまた、
ステロイド剤や漢方処置と同等のレベルで
危険な療法であると位置づけています。
一般的には自然素材で安心と言われていますが、
人工的に作られた酵素にはこのような
恐ろしい作用があることを知っておいてください。
今回の内容をまとめますと、
(1)酵素は、食べたものが腸管で分解・合成されて作られる、
体にはなくてはならない万能的な生理物質である。
(2)本来の酵素は、ステロイドホルモン同様に自己記号を持ち、
脳が生産量を決めて、必要な細胞のみに作用する。
(3)しかし人工的な酵素は無記号であり、これに頼るのは、
ステロイド剤などの薬品と同様に危険。
さて次回も、このメカニズムと同様の
『ビタミン療法』についてお伝えしていきますので、
自己記号の意味をしっかり理解しておいてくださいね。
医療関係・民間療法の良否を確認することも
重要なことですので、
しっかりお読みくださいね。
発行責任者
一般社団法人 アトポスSP 赤嶺福海
よろしければサポートお願いいたします。アトピーゼロ日本を目指して、サポーター養成のために利用させていただきます。