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特別ではない風景

午後から出社した。通勤電車は空いてはおらず、朝よりは少しマシかなくらいは混んでいた。

サラリーマン、高校生、大学生、マダム。

各々の理由によりこの昼の時間に電車に乗っている。

自分だけが昼間に移動しているわけではない。
わかっていながらも、どこか不思議な感じがするのだった。
自分の行動がいつもと違うからといって、世の中にいれば特別なことなんか何もない。
なのに自分の中では特別感がある。

自分が思うような世の中ではないという感覚を持ちつつ、勤務地まで揺られていった。

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