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小2娘のマイ昆虫記づくりあれこれ

娘が小学生になってから
伝記マンガをよく読むようになりました。

よく読むのは
ポプラ社の「コミック版 世界の伝記」シリーズです。
このシリーズ以外も借りてみたことはあるのですが、あまり手に取らず。
絵のタッチや物語構成がなんとなく読みやすいんだろうなーと感じています。

この前は「ファーブル」を読みました。

「ファーブル昆虫記」を書いた昆虫学者、くらいしか知らなかったのですが
その半生や苦労を知ることができて私もすごくおもしろかったです。

いつも就寝前に数ページ読んであげるのですが、
絵本とは違って伝記マンガは
わかりやすく説明してあげないと小2娘にはわかりにくいので
一冊読み終わるのにものすごい時間がかかります。
時代背景やそれぞれの国のことなど諸々。

たとえば「ファーブル」のなかでは
学校教師だったファーブルが
学校で男女分け隔てなく学問を教えてあげていて、
結果「女に学問を教えるなんて」と周囲に反感を買い
学校をやめさせられてしまいます。

↑大人はスッと読み進められるところですが
小2の娘は「なんで?」「なんで女の子に勉強教えちゃだめなの?」
「なんで学校をやめさせられるの?」と疑問がわきます。

そんな疑問になるべくわかりやすく答えようとすると
すごく頭を使うし時間もかかります。

寝る前に頭フル回転させて数ページだけ読んで(そして母は力尽きて寝る)
1冊読み終わるのに2週間くらいかかります。

それでも、読み終わったときには
「ファーブル」という人物がものすごく
身近に感じられるようになっているようで
とても読みがいがあります。

そして「ファーブルが
一生を費やして研究した【昆虫】っていうのは
なんかすごいんだな、魅力的なんだな」
となんとなく思えているような気がします。

そのあと、ちょうど2歳の弟が虫ブームなのもあって
家族4人で森に昆虫採集に行きました。

娘は「今日はわたし、むすめーぶる昆虫記をつくるよ」
と言ってマイ昆虫記を描き始めました。

主に旦那と私が虫を捕まえて
虫かごに入れて、
写真を撮って「グーグルレンズ」アプリで検索。

Googleレンズは、カメラや画像を使って簡単に情報を検索できる
無料のアプリです。
写真を撮って画像検索にかけると、虫の名前が比較的正確に出てきます。

他のアプリを使ったこともあるのですが、
結局一番正確で早くて使い勝手がよいです。

むすめーぶる昆虫記

クロアゲハを捕まえました。

娘の解説文には
「クロアゲハはアゲハちょうなのに、
くろくて ちょこっと赤いろのまるのもようがついていて、
とても王じさまのような
スーツのようながらです。とてもかっこいいです。」
とあって

解説文がかわいくて癒されました。

娘作の「むすめーぶる昆虫記」は図鑑風。
伝記の中に出てきた「ファーブル昆虫記」の
具体的な中身を見ていないので、
図鑑のような物かなと想像したんだなと思いました。

実際私も「ファーブル昆虫記」を読んだことがないので
「今度ファーブル昆虫記借りて読んでみようか」と言いました。

「え?まだあるの?ボロボロじゃない?」と。
どうやらファーブル昆虫記は当時出版されたものが
まだ残っているのかと思ったらしい。

「まだあるよ。当時出版されたものはボロボロだと思うし
あるかわかんないけど、
いい本ていうのは何回も印刷されなおして、
いろんな国の言葉に直されて、
世界中で新しく出版されて読まれるんだよ」と説明しました。
そうなんだ~と娘。

私もファーブル昆虫記、名前だけ知ってて読んだことないので
読んでみたい。

とはいえ子どもにも読みやすいようなファーブル昆虫記ってあるのかな、と思いましたが
調べたらありました。

長くなってきたので続きます^^

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