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短歌

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ウメガカが詠んだ短歌です。
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#オタク

【短歌】去年のきみを連れて帰った【日記】

郊外のイオンの隅で目が合った去年のきみを連れて帰った  今週もお疲れ様でした。  最近は記事をあまり書けていなかったのですが、今日は短歌を詠んでみたので、日記を書いています。  ここ2週間ほど「つぶやき」機能でお茶を濁していたのですが、そろそろ書かないと復帰できなくなる気がしました。一回やめると再開するのがキツくなる……。日記って長距離走に似ているかもしれません。  さて、今回の歌は(今回の歌も?)オタクの日記です。  ショッピングモールの片隅で、去年の推しのグッズを見つ

推し短歌【記事まとめ】

推しについて詠むのが楽しくて、思いの外たくさん記事を書いたので、インデックス用の記事を作ることにしました。 見出しの下の埋め込みリンクから、各記事に飛ぶことができます。 推し短歌(月曜日編) なぜか月曜日の歌をよく詠みます。月曜日は詩的になる日なのかもしれないです。 推し短歌(フリーズこと梅ヶ香夕吾という男編) 私のハンドルネームの由来になった、とある推しの話です。おすすめの記事です。 推し短歌(推し活したいけど促されたくはないな編) 推し活へのお気持ちを詠みま

推し短歌(行き場のない感情編)

①この世には君と僕しかいないって思った夜も電車に乗った 推し活をしている時って推しと目が合うだけで「この世には推しと私の二人っきりしかいないのでは?」などと思ってしまうことがあるのですが、それ程までにきらめいていた瞬間の後も、人生は続いてしまうものです。 非日常が終わっちゃった後は普段乗らない夜行バスから降りて、地元の電車を乗り継いで日常に帰っていきます。自分にとっては多分「(地元の)電車に乗る」というワンクッションがある意味大事なんだろうなと思っていて、異界からの帰還手続

推し短歌(推し活したいけど促されたくはないな編)

推し方も誰を推すかも私が決める誰の指図も受けないからね 推しがいる人生ってすごく楽しくて充実感があるので、推しはいるに越したことがないし、推し活もできればしたほうがいい。誰もが誰かを推している「推し活ブーム」の中で、推しの存在は推している側のアイデンティティにさえなっている。 けど、個人的には、推し本人ならともかく外野に「さあ推し活してください!」ってされるとなんか冷めちゃうとこあるよな、と思って詠んだ歌です。 推しに「推して♡」って言われたら「全力で推す〜〜〜!!!!!」