食×音vol3.『爽秋に香る；秋鮭、なす、まいたけの和風トマトパスタ』高畠ワイナリー×umezootable
高畠ワイナリーさんの季刊誌『空 Qu』の2022秋号に掲載させていただいたパスタ『爽秋に香る』（2022 夏号に関してはこちら）。
今回のパスタには高畠ジャパネスク ベーリーズブレンドを合わせました。
日本ワインの父と呼ばれる川上善兵衛氏が交配したベーリーアリカントA種、マスカットべーリーA種、ブラッククィーンから成るこの赤ワインは濃厚で、赤い果実のふくよかな味わいが特徴です。
「山形の地ワインとしてヨーロッパ系のワイン専用品種では表現できないワインを目指して造られた」という説明に影響を受け、今回は秋に馴染み深い秋鮭、なす、まいたけを使い、日本の代表的調味料であるしょうゆとみりんを味の土台にした和風トマトパスタをご紹介します。
今回のパスタは手に入りやすい材料と簡単な作り方なので、作っていただければ嬉しいです。レシピ動画も載せているのでこちらも合わせて御覧ください。
音楽は秋の少し儚げな雰囲気に合うようにRadioheadのHigh & Dryを合わせました。
材料
なす 一本
秋鮭 二切れ
まいたけ 1/2パック
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
トマトホール缶 1/2缶（約200g）
お好みのショートパスタ 160g（ペンネ等）
バター 20g
塩、薄力粉 適量
作り方
なすは大きめの乱切りに、鮭は一口大に切って塩を全体に振り、薄力粉をまぶす。まいたけは手でほぐす。＊トマトホール缶は予め粗く潰しておくと良いです。
フライパンを強火で熱し、油をひかずにまいたけを炒める。しんなりしたら取り出して塩少々する。
少し多めのサラダ油をひいてなすを炒める。油がなくなったら少しずつ足し、全体にこんがりとした焼き色を付け、取り出して塩少々する。
サラダ油を少し足し、余分な粉を落とした鮭を皮面を下にして並べて焼く。バターの半量を加えて溶かし、鮭の皮面に焼き色がついたらひっくり返して全体にしっかりと焼き色を付ける。
みりん、醤油を加えてひと煮立ちさせる。なす、まいたけ、トマトを加えてとろりとするまで少々煮詰める（2/3程度になるまでが目安）。
たっぷりのお湯に1%の塩を加え、パスタをパッケージの表示時間通りに茹でる（ショートパスタは噛む時に力がいるので少し長めに茹でても大丈夫です）。
お湯をしっかりと切り、フライパンに加えてソースと合わせる。残りのバターを加えて混ぜながら溶かし、器に盛り付けて刻んだパセリを散らす。
今回はいつもと趣向を変え、パーティーシーンを感じる写真にしました。このパスタはさっと作れて、大皿に盛りつけても映えるのでホームパーティーにも向いてます。
あとはサラダ、サラミや生ハム、チーズ、バゲットなどを用意して、夕暮れから赤ワインを飲んで知人友人と秋の夜を楽しむのも良いですね。
私は音楽をテーマにした料理動画を作ってinstagramにて投稿しているので、他の作品も是非見ていただければと思います。
https://www.instagram.com/umezootable.jp/
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