おうち水風呂を冷やそう計画

だんだんと暖かい季節になり、テントサウナを楽しむ際に使う薪の量も、だんだんと少なくて済むようになってきました。外気浴をする際も、日光浴といった雰囲気が強くなり、昼間にのんびりと楽しむのに良い季節です。

が、ひとつ問題があります。そうです。水風呂です。水風呂の温度が高くなってしまうのです。

温浴施設の水風呂では、チラーと呼ばれる水を冷やす機械を利用しています。このため、夏場でも冷えた水風呂が提供できます。

が、おうち水風呂ではそうはいきません。気温が高くなれば、高くなっただけ水温も上がります。だんだんと、水風呂が「甘く」なってしまうのです。それでも水は水なので体は冷やせるのですが、冬場のキレッキレの冷たさを体験していると、物足りなく感じるのも本当の所です。

なんとか冷やせないものか、と考えて試してみました。水を冷やすと言えばそう、氷です。

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幸いなことに、夏場に向かいつつあるこの季節では、ホムセンで製氷皿がセールされています。早速デカめの物を3つほど購入して試してみました。3皿×2回分の氷を鍋一杯に溜め、水風呂プールへと投入です。

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氷を一気に入れる時の「ガラガラ」という音にテンションが上がります。冷える!俺は冷えるぞ!

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あれ…なんだか少ないです。製氷皿3つ×2回分の分量なので、当たり前と言えば当たり前ですが、ちょっと寂しい。だが問題は温度だ。

既にサウナで蒸されていたため、早速入ってみることに。…いつもより冷たい!気持ちいい。でも…、でも、なんです。確かに冷たくはなりましたが少し物足りない。

やはり無理だったかなあ、と思いつつ考えつつ外気浴です。すると、血流が良くなった効果なのか、良いアイデアが思い浮かびました。早速実行です。はいこれ。

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戦いは数だよ兄貴。すみません。気持ちよく外気浴し過ぎてこんな事くらいしか思いつきませんでした。製氷皿セール中な季節で良かった。レジのお母さんには「なぜこの人はこんなに製氷皿を?」と思われているでしょう。サウナだ。サウナの水風呂なんですお母さん。

早速製氷皿6個×2回分の氷を、鍋2杯分ためて投入です。

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まさか蒸し調理用の2段鍋が水風呂の氷を入れるのにピッタリだとは思わなかった。絶対間違った使い方ですが、このフィット感。もはや専用容器だ。

ガラガラと音を立てて投入される氷。その氷が浮かぶ水風呂プールへと入ってみると、冷たい!前回より2倍冷たい!…とまではいきませんが程よく冷たくなっています。冬場のあの冷たさや、温浴施設の冷たさには遠く及びませんが、なかなか、なのではないでしょうか。

と、いうわけで、おうち水風呂を冷やす場合、手っ取り早いのは氷、です。正直、そこまでは冷えないのですが、ビジュアルと音がなかなか楽しいです。

おうちサウナユーザーの方の中には、自宅にホシザキの製氷機(スーパーのお持ち帰り用氷の機械みたいな奴です)を完備されている方もいるとのこと。おそるべし。

難点は冷凍庫の中身がほぼ氷という、なにこれ……。という状態になる事ですが、それだけのスペースを使う価値は十分にあります。

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(冷凍庫の中。ビニール袋の中身は製氷皿6個分の氷です)

夏場に向け、氷をガッツリ用意したい方や、既に冷凍庫の中身は冷凍食品やアイスで満席ですという方であれば、いっそのこと、ミニ冷凍庫を別途購入してしまう、というのもアリかもしれませんね。製氷機よりはお安くあがります。

こういう、いろいろなバカっぽい事を試していけるのも、おうちサウナの楽しさのひとつなのでしょうね。それでは、蒸されに行ってきます。

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