藤の花連句会「暮れさむく」の巻
2022年の秋から翌年の初夏に渡って歌仙を巻きました。この頃はまだ会の名前も決まっていませんでした。
脇起しではじめております。
初 発句 暮れさむく紅葉に啼くや山がらす
白雄 秋(紅葉)
脇 刈田の畦を走る子供ら 温子 秋(刈田)
第三 冬隣早朝白く息弾み 七緒 秋(冬隣)
4 テスト勉強かすむ残月 悠子 秋(残月)
5 新しい鉛筆削り木の匂い 悠子 雑
6 姉は恐らく忘れただろう 七緒 雑
初ウ 7 父の日のホールケーキをまちわびて
沙也加 夏(父の日)
8 ポストの