梅若とろろの俳諧連歌ルネサンス

いろんな方々と巻いた連句作品を載せてます。他にもいろいろ。

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最近の記事

2024年1月8日ときじく連句会「初雪や」の巻

初折の表 1 初雪や成人になりし君と七草                   雪子 新年(七草) 2 卓に伊勢海老庭ルリカケス                  雪子 新年(伊勢海老) 3 しぶんぎ座放射点を見落として                    とろろ 雑 4 浮かない顔の有明の月                 とろろ 仲秋(有明の月) 5 誰が声か白秋のうた聴こえ居り                    一平 三秋(白秋) 6 寝る子に草棉をなで

    • 藤の花連句会「暮れさむく」の巻

      2022年の秋から翌年の初夏に渡って歌仙を巻きました。この頃はまだ会の名前も決まっていませんでした。 脇起しではじめております。 初 発句 暮れさむく紅葉に啼くや山がらす 白雄 秋(紅葉) 脇 刈田の畦を走る子供ら 温子 秋(刈田) 第三 冬隣早朝白く息弾み 七緒 秋(冬隣) 4 テスト勉強かすむ残月 悠子 秋(残月) 5 新しい鉛筆削り木の匂い 悠子 雑 6 姉は恐らく忘れただろう 七緒 雑 初ウ 7 父の日のホールケーキをまちわびて 沙也加 夏(父の日) 8 ポストの

      • 2023年10月29日ときじく連句会興行記「包丁の」の巻

        10月29日ギャラリーカフェときじくさんにて2回目の興行。 オーナーの雪子さんと池田一平さんを交えて半歌仙を巻きました。 本来なら順繰りに詠んでいくのですが、句作の機会を増やすためとお二人の色んな句を見たいという私の好奇心もあり、一斉に作りその中からせーので好きな句を指差す多数決でやっております。 以下お二人のサイトです刮目してくださいな。 初折の表 1 包丁の身動きとれぬ南瓜かな                 菅野潤子 仲秋(南瓜) 2 ふわりと止まる手に赤あきつ  

      2024年1月8日ときじく連句会「初雪や」の巻