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ちび、お空へ 1

シャムとの混血のちびは、目が青くて、気が強くて、女王様体質。
お外の敵(とくに雄猫)には敢然と立ち向かい、トイレが終わると大声で知らせる。
玄関から脱走してはマンションの周りをぐるっとまわり、1階の我が家の庭から入ってくる。それはそれは賢いコでした。

成長してからの体重 約3.5キロ
既往症       歯周病 → 抗生物質
          細菌性の膀胱炎(尿失禁・血尿)→ 抗生物質

2014年夏から秋 16歳半
ちびが体調を崩していったのは、ぶーちゃんと同じく16歳半頃だった。

最初、歯周病ということで抗生物質をあげていて、その3カ月後の10月、歯周病が治ったかなと思った頃に、歩いていても寝ていてもおもらしをするようになった。
病院に連れて行って尿検査・血液検査。結果、細菌性の膀胱炎。
それから白血球数も増えていることから腎盂腎炎と告げられる。現時点では猫に多い慢性の腎臓病とはまだ言い切れないが、その疑いもあると。

このときの膀胱炎は10日間薬をあげても治らなかった。そこで細菌の培養検査をやって、菌の種類とどの薬が効くか調べてもらったら、大腸菌が原因だと判明。その大腸菌に2週間続けて効く注射でやっと落ち着く。

2週間後の再検査。白血球数改善。腎機能もやや改善。
ただ、ちびの腎臓は萎縮して小さくなっていること、尿も薄いことから、クレアチニンの値は基準値の範囲内だけれど慢性腎臓病のステージ2ぐらいではないかと言われる。

ヒトでいえば約80歳。腎臓病か……。
ちびが若いときに安いご飯やおかかをあげていたからかなと思ってしまう。先生は「この時期から積極的に療法食をあげると長生きします」
よしっ、それにかけてみる! 

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5〜6歳頃のちび

■ 2015年3月 17歳
尿検査・血液検査。腎臓機能はやや低下。
うちは猫を自由に外にし出しているので(これについてはまた別に書く)、FeLV(猫白血病)とFIV(猫エイズ)の検査も受ける。
結果はシロ。様子を見て、また3カ月後に来てね。

こうして2015年中は大きな変化もなく、療法食に切り替えて過ごしていた。あげていたのはロイヤルカナンのカリカリとレトルト。あとはヒルズの療法食用缶詰。

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いないいないばあ??


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