バブを2個入れた風呂より。
残業して疲れたので、ジンジャーベルガモットの香りのバブを2個入れた風呂に入っています。メーカーが推奨している入り方ではない可能性が高いけど、知らん。贅沢感を感じたい。
洒落た名前だけど、風呂の湯がうすく黄色くなって、ほんのり柑橘の香りがするくらい。遠くの方で、ジンジャーエール200倍に薄めたみたいな匂いもする気がする。
ジンジャー、って書いてあるから、そう感じるだけなのかもしれませんが。
しかしバブは良い。
たった2個で贅沢したみたいな気持ち。
贅沢した、みたいな、気持ち。
気持ちが大事ではあるけど、
chelmicoの三億円という曲に「コンビニでスイーツ買って贅沢か 寂しいな」という歌詞があって、ごくごく小さな贅沢感を味わっている時になどに、すごく思い出す。
贅沢って、こんなもんじゃねーよ。
歌詞にではなく、曲にではなく、もちろんバブにでもなく、時勢と現状に腹が立ち、同時に、ちょっと虚しくなる。
憂さが晴れるような、そもそも晴らすことのできない重苦しさにだんだん飽きてきちゃったけど全員で共有してくしかないんだな……あー。みたいな気持ちを代弁してくれるような、そうでもないような曲です。
いつになったら終わるのこの日々よ。
でも、バブは良いよ。
贅沢じゃないかもしれないけど。
うめしお
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