見出し画像

進捗どうでしょう?

まず、タイトルが敬体なのに、本文は常体で書くことを許して欲しい。

2020年もあと2週間弱で終わりを迎える今日、年初に抱負として掲げた自身の目標を覚えているだろうか?

もし覚えている人は、達成や実現ができただろうか?

あくまでも独断と偏見と想像でしかないが、達成や実現ができなかった人の方が多いのではないだろうか。かくいう私もそうである。

毎年のように繰り返している気もするが、なぜこうも、特定の領域に対しては出来ているのに、一方で学習が進まないことが起きるのか。すでに結論が出ており、山のように証明されていることかも知れないが、あえて考えてみたいと思う。くれぐれも、何かに対して言い訳をしたいわけでは無い。

第一に「危機感が足りないこと」が挙げられるだろう。

これが出来ないと死んでしまうというような、切羽詰まった事柄であれば、誰でも死ぬ気になって取り組むはずだ。「健康のためなら死んでも良い」は自己矛盾をネタとして端的に表現する時によく使われるが、そこまでしてやることに価値を感じないというような冷めた姿勢が、死ぬほどやるか全くやらないかの極端な行動を生んでいるのかも知れない。

第二に「計画性が足りないこと」が挙げられるだろう。

本気でやろうと思っていたが、実際にやり始めてみると思ったよりも大変で、全然当初想定していた時期に間に合わないということが少なからずあると思う。これは私的な計画よりは、仕事で遭遇することが多いのではないだろうか。

やり始める前に詳細が全て分かっていて、あとはただその通りにやるだけということは、完全にマニュアル化された誰でも出来る仕事以外にあり得ないので、計画が必要な仕事はおしなべてまだ分かっていない部分が多く含まれていることだろう。

分かっていない部分にどれだけの時間を割くか決めていないとすれば、時間がいくらあっても足りないことは明白だ。

分かっている部分についても、似たようなことが言える。何をどこまで進めれば何%まで終わったとするのかを決めていないと、使った時間に応じて進捗が進んでいるようにみせて、80%や90%の地点で「もうすぐ終わります」と言ってから実際には全然終わらないことを見聞きしている人が多いのではないだろうか。願わくば、あなたはそうでは無いことを祈りたい。

さて、2020年も残りわずか。去年に比べ、カレンダー通りだと年末年始休暇が少ない人が多いかも知れないが、耳の痛い現実に向き合い、少しでも前に進もうではないか。時間はまだある。これを読んだら明日から本気を出そう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?