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ありがとう実験・第2弾【偶然か必然か、興味深い結果に】

【実験結果】言霊は実在する?とも思える結果に。

ただ実験精度の甘いところがあるので、
環境を整え直した上で再度実施してみるつもりです。

「いやー、擬似科学とか宗教的妄念なんじゃないの?」という気持ちも少なからずあったので、実際に意外な数値が出てみると「えぇ、マジなん?」と素直に驚きました。

言霊とか、この手の話って、どうしても抽象論、精神論に終始しがちですよね。
そして心の健康術程度に留めておく限りは批判もされません。
しかし『水からの伝言』のように科学の領域へ踏み込んでいこうとすると反発は免れません。
「結晶の見た目」などが最終出力物だと、どうしても観察者による誘導的主観も色濃くなってしまいます。

しかし今回の実験では「数値」として看過しかねる結果が現れていますので「むむむ、これは!?」です。

もっとも今時点では単なる偶然や、実験環境作りの不備等による影響の可能性もありますので、あまり浮かれるような状況でもありませんけど。

ひとまず実施内容について事実ベースで紹介しましょう。

【実験名】
色んな言葉を見せてブロッコリースプラウトを育ててみた!

【実験概要】
目分量で同じ分量に分けたブロッコリースプラウトに下記4種の言葉を見せながら、それぞれ2鉢ずつ育ててみました。
(種を植えた透明カップの側面と底面に各文言を掲示)

①「ありがとう」
②「アリが問う」
③「ばかやろう」
④(無言)←何も書かないってこと

「各文言2鉢ずつ」にしたのは、その方がタネの個体差などに左右されず、より文言ごとの傾向が読みやすくなるかと思ったためです。
また今回「声かけ」は無しです。文字を見せるだけ。
(だっていくら相手がスプラウトだからって「ばかやろう」なんて連呼したくないじゃん、という理由。優しい世界🙏)

透明な円形カップの底と底面に、被験者(ブロッコリースプラウトちゃん)から各文言が同じ数だけ見えるように。

各文言は、ぼくが油性マジックで手書きしました。

タネの入っていた袋に記載があった通り、最初は暗い所(フタ付きのダンボール様の箱の中)で育て、充分伸びてきてから光に当てる、という方法です。

すべてのスプラウトの鉢を同じ大箱の中にずっと入れているので、光の当たった量に個体差はほとんど無いはず。
培地は六つ折りにしたエリエール1枚。折り方すべて同じ。
水やりは霧吹きで同回数をプッシュ(精度に問題ありか)。

【測定方法】
一定程度の成長に達した時点で、特定ラインより高く成長している芽の本数を、それぞれの鉢単位で数えてみました。

スプラウトは成長が早く、半日単位で高さが変わります。なので都度、特定ラインを高くしていきました(そうでもしないと数える本数が増えすぎて正確な計測が難しかった為)。
 ↓
その反省から0.001グラム単位で測れる秤を後追いで購入、本日よりそれで計測中(重さで成長度合いが計測可能に)。

【実験結果】

特定ラインより伸びた本数(&総重量)を計測し、
各文言ごとに2鉢の成績を合算すると下記の結果に。

1位「ありがとう」41本:27.289グラム
2位「(無言)」      30本:26.462グラム
3位「アリが問う」32本:26.041グラム
4位「ばかやろう」29本:25.533グラム

1位だけが抜きん出て高く、他は似たり寄ったりに見えます。
最下位「ばかやろう」と
最高位「ありがとう」の重量差は1.7グラム程度

成長度合いの差としては約107%に達します。

しかも2〜4位の特定ライン超え本数が同程度なのに、
「ありがとう」だけ10本前後もリードしているのが異様。

【反省点】
・水は霧吹きで同じ回数与えましたので、ほぼ同量でしょうが、後で計測してみると、0.1グラムくらいの差が場合によっては生じるようです。
・最初の種も目分量。正確に計るなり、種の数を揃えるなりが必要でしょう。

【考察】
・別に文字を掲示しなくても、タネの個数や個体差の偏りで、このような差異が出ることはありうるでしょう。そういった比較対象となるグループを用意してもよかったかもしれません。そういう意味では偶然「ありがとう」のグループによく育つタネが集中していたという可能性も否めません。

・また稲作などでは必ずしも背が高くなることが正義であるとも限りません。背が高くなりすぎると強風で稲が倒れて収穫に悪影響が及ぶので(それはもちろん稲さん自身にとっても回避したいことでしょう)薬剤等で成長を抑制することもあるそうです。

「ありがとう」と唱える→よく育って背が高くなる、と短絡的に連想しがちですが、例えば背が低くても栄養価は高いとか、そういう指標もありうるわけです(むしろその方が生存確率的には高いかもしれない)。

なので一概に「身長が高いから好影響があった」とみなせるものでもないでしょう

・植物さん自身の心理状態が直接ヒアリングできればよいのですが、そうもいかないですしねぇ。
今ふと思いましたが、植物の病気等の治癒率が変わるか否かを指標にするのは言霊の効果を計測するのに都合がよいかもしれません(ぼくも「ありがとう」を唱える中で体調不良から回復に至った経験がありますので。うーん、だったら、いっそ植物ではなくてヒトを対象に実験した方が話が早いのでは???

【思ったこと】
そもそも言霊とはなんなのでしょうか。
よく考えてみると、言霊というのは基本的に「自分が発する言葉(による効力)」を指す気がします。
誰かから投げかけられる言葉を「言霊」と呼ぶことはあまりないような。
たとえば僕自身「ありがとう習慣」を始めて自分自身に好影響があったことは実感しています。

ただ今回、植物さんは「自ら”ありがとう”を唱えている」わけではないですからね。

「ばかやろう」と上司にどやされても「なにくそ」と思って余計に頑張る人もいれば、いつも「ありがとうね」と言われるあまり調子に乗って傲慢になる人だっているでしょう。
誰になんと言われようと俺がやりたいようにやるだけ、という超然とした人もいます。
植物に、そういう個体差があっても不思議ではないのでは?

なので「ありがとう」と声をかけたから必ずこうなる、「ばかやろう」と声をかけたから必ずこうなる、という絶対的な法則はそもそも存在しないのでは、という気もします。
(もっとも統計的な差はあるかもしれない。人間に対してもそうであるのと同様に。ただ、たとえあっても「偶然そうなっただけ」と反論されたら何も言えない気もするなぁ)

とすると実験内容自体を、相関関係が見えやすいものに変えた方がよいのかもしれません。

それか植物と会話できる方法を考えてみるとか??
(うはー、やばいこと言ってるかなぁ。でも、ネットの海を見渡すと、たまにいらっしゃいますよね、植物とか高次元存在や霊と意思疎通?チャネリング?できるという方って)

自己暗示、言霊、心理マネジメント、色々言い方はあるでしょうけど、これらは心理的効果です。
これらの実在について経験的に合意できる方は多いでしょう(その仕組みは不明だとしても)。

問題は、そういった言葉の影響が植物や鉱物などにも作用するのか?

心理的効果と物理的効果はそもそも一体なのか。
それとも別個の現象なのか
。これ自体もよくわからない。

また「あんたなんて大っ嫌い!」という昭和のメロドラマのような台詞は言葉通りの「嫌い」という感情ではなく、むしろ「大好き」をより如実に表している場合もある。
そう考えると表面的な「言葉」そのものはラベルに過ぎず、その向こう側にある想念の方が重要、という考え方もある

とすると、言霊の物理的な作用が実在すると一旦仮定してみた上で、まずはその仕組みを仮説として精緻にする。
その上で、それを実証し得る実験を考案し、
そこで始めて実施する、という段階が必要かも。

というわけで気長に実験継続します。
お楽しみに〜♪

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