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2022年度第3回:英検1級 問題分析

1/22(日)実施の英検1級の問題分析です。
正直、1級に関しては問題分析というより
ガチで解いている感じです。
普段やっている対策とその効果についても
書きました。

大問1 難易度:やや易

比較的簡単でした。
普段は5割程度の正答率なのですが、
今回は18/25できました。
でた単で毎日100個ずつ
勉強していたおかげかもしれません。

接触回数を増やすのにアプリは最適ですね。
復習にはこちらの動画がおすすめです。

でた単のおかげでうろ覚えの単語は
増えたものの、
もっと定着させるためには
英字新聞を読む習慣をつけないと
いけないな、と感じます。

大問2A 穴埋め長文 難易度:やや難

火を扱う鳥についての話題です。
ラストの(28)が難しいです。
Nowの前後は「かつてはこう主張されていた、
でもこれはより実証されており〜」という
過去と現在を対比するよくある文になっています。
この辺りをしっかり把握することが
大切かなと思います。

大問2B 穴埋め長文 難易度:難

映画の編集技術に関する問題です。
(30),(31)を間違えました。

(30)の「turn ~ on its head (ひっくり返す)」も
(31)の二重否定 not without(=with)も
落ち着いて意味を考えれば
わかりそうなものなのですが、
それぞれカッコの前後の文章が難しく、
意味を取り違えて混乱しました。

大問3 四択長文 1問目 難易度:普通

ネイティブアメリカンの部族が、
ヨーロッパの馬文化を受け入れるか
どうかの違いで、それぞれ
どういう道を歩んでいったか
という歴史の話です。

間違っている選択肢が明らかに
本文と違うものなので、
比較的簡単に正解を選べました。

大問3 四択長文 2問目 難易度:やや易

環境問題に絡めた畜産業と
昆虫食の話です。
よくある話題なので内容は
掴みやすいと思います。
語彙も比較的易しいです。

大問3 四択長文 3問目 難易度:普通〜やや難

英字新聞形式の英文です。
南北戦争における北部と南部の
課税などによる資金調達の違いに関する話です。

やはり後半にいくにつれ、
対比の関係がごちゃごちゃになりがちでした。
きちんと情報を整理しながら
読み進めないと、特にラストの(41)は間違えると思います。

リスニング PART1 難易度:普通

正解の根拠が薄い
ほのめかす系の問題は少なく、
どれも割とはっきり放送内容に
根拠が見出せる問題かと思います。

No.2やNo.9は正解に
関係ない情報が多いため、
間違えやすいかもしれません。

リスニング PART2 難易度:やや易

選択肢が惑わせるものが少なく、
放送内容をきちんと掴めれば
正解が選べると思います。

ただやはりPART2は情報量が多く、
選択肢の先読みで要点を掴むことと、
メモを取ることが大切になります。

梅野のメモ

ちなみに私はできるだけ
日本語でメモを
取るようにしています。

私の英語力だと、
どうしても英語で書くと
印象に残りにくく、
素早い判断ができません。

リスニング PART3 難易度:やや難

No.24とNo.25を間違えました。
No.24は社内の部署名が耳慣れないものが
多く、区別しづらかったです。
No.25はネズミを殺さないタイプの
2種類の罠の比較で、
より効果的な方を選ぶという
問題文の指示をスルーしてしまいました。

リスニング PART4 難易度:普通

No.26を間違えました。
「劇団の上演スタイルを
個性的にしている要因は何か」
という質問ですが、
前半の方に話しているので
記憶が曖昧になり、どれだっけ…
という状態になってしまいました。
こちらも要約リテンション
メモが重要になります。

ライティング 難易度:普通

「工業化は人類にとって
全体的に利益をもたらしたか」
という質問です。

切り口としてはよくあるタイプです。

2回1級を受けた実感としては、
1級のライティングは
文法的なミスがないかどうかより
内容を重視される傾向があるように感じました。
採点する人によって幅があると思うので
わかりませんが、
これが正しいとすると準1級まで有効な
自分が得意な構文に内容を当てはめる方法より、
日本語でしっかりした内容を考えて
英語に直す練習が有効だと思います。

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