57冊目:2.5次元の誘惑/橋本悠
こんばんは、Umenogummiです。
きょうはほんのちょっぴり際どいこちらの作品です。
2.5次元の誘惑/橋本悠 作
三次元女子に興味のないオタク・奥村が所属する漫画研究部に、3次元女子・天乃リリサが見学にやってきます。
リアルの女の子にとまどう奥村ですが、アニメのキャラクター「リリエル」好き同志と分かり、意気投合。
奥村が本物の「リリエル好き」とわかり、リリサは奥村に「リリエルのコスプレのROMを作りたい」と打ち明けます。
リリエルというキャラクターは、上の画像右側を見てわかるとおり、かなーりきわどい格好をしているキャラクター。
女の子なのにちょっとエッチな服を着ることに興味がありつつも抵抗のあったリリサは、初めて行ったイベントで堂々と際どいコスプレを着るレイヤーたちと出会い、「大好きなリリエルのROMを作る」と決意したのでした。
「コスプレにはリアリティが一番大事」と語るリリサがリリエルに「変身」すると、奥村の目にはそこにまるで本物のリリエルが現れたように映ります。
「3次元の女子は苦手、でも2.5次元なら―…?」
最初はよくあるハーレムものかと思いましたが、どっこい、めっちゃ少年マンガしています。
コスプレ四天王なるものまで登場し、どこかバトルものっぽい要素も出てきます。
即売会やイベントではレイヤー同志助け合ったり、火花を散らしたり、でもそのあとは友情が芽生えたりと、もうこれ少年マンガやん…ってなります。
奥村がリリサの専属カメラマンとしてサポート役に徹し、フォローしてくれるいい先輩です。
奥村とリリサの関係は、本純粋に「リリエルが好き」という熱い想いで繋がっている同士で、一向に進展が見えてきませんが、今後どう展開していくのか楽しみな作品です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?