317作目:千と千尋の神隠し
こんばんは、Umenogummiです。
今日はスタジオジブリの作品から。
千と千尋の神隠し
あらすじ
10歳の荻野千尋は、父親の運転する車で引っ越し先へと向かう途中、不思議なトンネルの前に立ちます。
止める千尋をよそに、トンネルの先に興味津々の両親はトンネルに入っていってしまい、仕方なく千尋も後を追います。
トンネルの先には不思議な街が広がっており、人っ子一人見当たりません。そんな中、両親は「後でお金を払えばいい」と店先にあった変わった料理に手を付け始め、やがてその姿が豚へと変わってしまいます。千尋は恐怖し、元来た道を駆けだしますが、すでにトンネルの前には海が広がっていて渡ることができません。
千尋は現実を認めることができずうずくまりますが、自身の身体が透けていっていることに気が付きます。そこへ現れた白い服を着た少年・ハクが持っていたものを食べることで、なんとか元の姿に戻ることができました。
「この世界で働かないものは動物に変えられてしまう」とハクから教えられた千尋は、ハクの働く油屋で魔女の湯婆婆に働きたいと直訴することになります。
ハクと、油屋で働く窯爺、リンの協力により、千尋は湯婆婆の元へとたどり着き、「千」という名で油屋で働くことになります。
感想
初めは甘ちゃんだった千尋が、孤独や周囲の協力を経て、自分一人の力で決断し、恐ろしかった湯婆婆と対峙するまでに成長します。
初めと終わりでは、あきらかに千尋の顔つきが変わっています。湯婆婆の子どもの坊を嗜め、てなづけるシーンは良いですね。坊ちゃんも千尋との旅を通して成長します。
ハクの正体は人ならざらぬもので、千尋とは永遠に結ばれないじゃん…と思う反面、まぁそういう恋があってもいいのかなぁとも感じます。
ところで、両親の自分勝手さよ…お金があるからと言ってお店のものを勝手に食べちゃダメだろう。しかも子どもの前で。
子どもから大人までたのしめる、不思議な世界の冒険物語です。
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