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104冊目:TISTA/遠藤達哉

こんばんは、Umenogummiです。

現在ジャンプ+で人気のマンガ「SPY×FAMILY」を連載中の遠藤達哉氏の初連載作品をご紹介します。


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TISTA/遠藤達哉 作


ティスタは教師を目指し、NYのとある大学に通う一見普通の大学生です。しかし裏の顔は、犯罪者を裁く暗殺者、シスター・ミリティアです。そんな影を持つ人生を送る彼女が、自称「未来の超大物画家」である明るい青年・アーティーと知り合ったことで、自分の罪に苦しみもがき始めます。

アーティーもとある事件に巻き込まれ、ティスタがNYを恐怖に包んでいるシスター・ミリティアだということを知り、彼女をどうにか救えないか考えます。


雰囲気は、内容からしてすごく暗いんですが、その中のアーティーという光がすごくまぶしく輝いています。ティスタの心の闇にも、アーティーの光が差し込んできて、犯罪者とはいえ人を殺すことにためらいが生まれ、罪に苛まれてしまいます。未来の超大物画家は伊達じゃないですね。


多分打ち切りで2巻という短さとなってしまいましたが、ラストは希望が見える終わり方できれいにまとめられています。

今SPY×FAMILYが注目を浴びていますが、私はこの作品の方が好きです(SPY~も面白いですけど!)

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