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196冊目:べしゃり暮らし/森田まさのり

こんばんは、Umenogummiです。



今日は漫才マンガです。



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べしゃり暮らし/森田まさのり 作



自称学園の爆笑王・上妻圭右の通う高校に、大阪から辻本潤が転校してきます。
圭右は昼休みに友人と放送している校内放送に、辻本を誘います。それまで大人しかった辻本がマイクの前に座った途端、意気揚々と話し始め、辻本の面白さに気がついた圭介は危機感を覚えます。

さらに辻本が高校生ながら芸人をしていたということを知り、圭介は辻本をライバル視し始めます。お笑いに対して貪欲な圭右を知る幼馴染みの土屋奈々は、二人の関係を気にかけますが、辻本は圭右とは対照的に「あいつ面白い」とすでに圭右のことを認めていたのでした。



学園祭で漫才コンテストが開催されることをきっかけに、辻本は圭右にコンビを組もうと誘い、圭右は躊躇しますが、圭右の理解者でありお笑い好きの同級生・子安蒼太の勧めもあり、二人は「きそばAT」というコンビを結成します。そして圭右は初めてネタを書き始めますが、それは下ネタばかりのひどい出来で、さらに漫才の練習などしたことのない圭右に辻本は手を焼きます。
とある事情から、お笑い芸人を憎むそば屋の店主をしている父親と対立しながら、圭右は苦心してネタを書き、辻本主導で漫才の練習を繰り返します。

本番当日、ネタを他のコンビにパクられてしまい、二人は窮地に立たされますが、お昼の放送で鍛えた話力とアドリブ力で、会場を沸かせます。惜しくも優勝は逃したものの、圭右は芸人になる決意を固めます。



高校を卒業してからは養成所や芸人さんたちの裏側を覗き見ることができます。ネタも小気味よくて面白いです。


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