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39冊目:生者の行進/みつちよ丸

こんばんは、Umenogummiです。

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生者の行進/みつちよ丸 作

幽霊が見える高校生・泪が、幼馴染のまどかにある霊が取り憑いたことで、その霊にまつわる連続殺人事件に巻き込まれていくお話です。

霊はまどかの枕元に夜な夜な現れ、まどかを憔悴させていきます。
一度は除霊師の神原によりまどかに憑いていた霊は除霊されますが、その夜姿を変えた霊が再び現れます。

神原をはじめ、捜査一課の刑事・東雲、まどかの兄浩二、そして幼くして死んだ泪の異父弟・トモキのサポートもあり、ふたりは真相へと近づいていきます。そして犯人を追い詰めた時、泪の真の力(神原曰はく、地味な能力)が目覚めて…。

冒頭で泪が言っている
「僕を恐怖させるのはいつだって生きた人間だった」
ということが、この物語の根幹ではないかなと思います。

3巻と短い内容ながらも、生と死が入り乱れた深い物語になっています。

現在少年ジャンプのアプリ「ジャンプ+」では神原を主人公にした「生者の行進 Revenge(みつちよ丸 原作・佐藤祐紀 作画)」が連載中。

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