159冊目:僕だけがいない街/三部けい
こんばんは、Umenogummiです。
今日はこちら。
僕だけがいない街/三部けい 作
売れないマンガ家・藤沼悟は時折リバイバルと呼んでいる現象にあっていました。自分の意思とは関係なく、悪いことが起こると解決するまで数分の出来事がループするという現象です。
リバイバルが原因で事故に遭い、悟は入院します。退院すると、家に北海道から駆けつけた母・佐知子がいました。
その夜、お酒を飲んだ佐知子は悟に、悟が子供のころに起きた連続児童殺人事件を覚えているかと聞き、悟も危ないところだったと告げます。
ある日二人で買い物に出掛けた帰り、リバイバルが起こります。悟は何が起きたかわからないまま、リバイバルが終わります。しかし、佐知子は不自然な親子を目撃し、連続児童殺人事件との関わりを感じます。
翌日悟がバイトを終え帰宅すると、佐知子が刺されて死んでいました。悟が周辺に怪しい人影を見つけ、後を追いますが逃げられます。それどころか、悟は母親殺しの犯人として警察に追われることとなります。
悟は母親を殺した犯人を見つけるため、おもいっきりリバイバルが起こるよう願います。
悟が目を開けると、懐かしい風景が広がっていました。悟は昭和63年に戻っていました。悟はクラスメイトの雛月加代が失踪を防ぐことが、佐知子殺害を防ぐことに繋がると信じ、悟は加代を救うために奔走し始めます。
このタイトルの意味がわかったとき、なんとも悲しい気持ちになりました。
北海道が舞台ということで、北海道弁がたくさん出てきます。なんだか方言って温かいですね。
サスペンスものが好きなので、こういう話は大好きです。誰も彼もが怪しく見えてしまうのですが。
タイムリープもの、サスペンスものが好きな方におすすめの作品です。
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