人生という音楽を生きる
物事がうまくいかない時
つらいな、しんどいなって思う時が
生きていると何度か訪れる
つらい、しんどいのレベルは様々で
一瞬は悩むけどあっという間に抜けられる時もあれば
何か月も
場合によっては何年も
そこから抜け出せない時もある
「人生」という時間は音楽のようで
鼓動
呼吸
一定のリズムを刻みながら
肉体がその働きを終えるまで
流れ続けている
しかし時にリズムは
はやくなったり
みだれたりする
呼吸は
荒々しくなったり
消えてしないそうなほどか細い呼吸になったりもする
劇的な「物事」が起きたりすると
ベースラインの変化が起こる
炎のように燃え上がったり
地震のように揺さぶられたり
竜巻に巻き込まれたり
津波にのみこまれたり
それは音楽がドラマチックに高まるときがあるように
人生でも劇的な変化の時だ
自然現象と同じで
ずっと続くわけではないけれど
嵐が去りがもとの平穏な時間がやってきたとしても
いつもの一定のリズムになかなか戻れなかったりする
手を変え品を変え
そんなわたしを崩そうとする出来事は何度もやってくるから
繰り返していくうちに
そういう
平常心でいられなくなるような
大きな出来事にも慣れてきて
いつしか自分なりの
対処方法をみつけられるようになる
自然
とつながる
人
に会いに行く
体
を動かす
智慧
を使えるように勉強する
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そのときどき
そのひとそのひと
のやり方で
そういう大きな出来事
と
その出来事との付き合い方を通して
自分らしい自分に
もっともっと
自分らしくなってゆく
本当の自分を思い出して行く
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もちろん私にもそういう時期が何度か訪れたなと
ふと考えていた。
7年ほど前にもそんなことがあった
あの時はどうやって立ち直ったのかな
と思い出してみたら
毎朝5時に起きて歩いた
毎日同じルートで
いつもの公園を歩く
ただそれだけだったのだけど
乱れた呼吸
乱れた鼓動
が
一定の自分の呼吸と鼓動があって
そこに戻るということを
思い出させてくれた
いつもの同じ風景が
廻りゆく季節の中で
移り変わることの
美しさを教えてくれた
大きな宇宙の力が
わたしを支えてくれて
励ましてくれているように
だんだん思えるようになっていった。
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生きることは音楽的であること。体内の血が踊り出すところから始まる。
すべての生命がリズムを刻んでいる。君は、君の音楽を感じているかい?
マイケル・ジャクソン
To live is to be musical, starting with the blood dancing in your veins. Everything living has a rhythm. Do you feel your music?
Michael Jackson