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本当のことへと動き続けよう~カウボーイ疾走~

昨年から密かに「ひとりオザケンブーム」が到来している。

この記事を書いてからかなりの頻度で脳内BGMとしてオザケンが流れる。

小沢君がオジサンになっちゃって、
小沢君をリアルタイムで聞いていた私もオバサンになっちゃって

この曲を聞いていた頃はそんな日が来るなんて夢にも思わなかったんだけど
そんな日が来ちゃったわけだ。
しかも、案外あっという間にやってきてしまった。


「カウボーイ疾走」という曲が好きだ。


フリッパーズギター解散後小沢君がはじめて出したアルバムの中の曲

6曲目カウボーイ疾走
7.曲目天使たちのシーン
8曲目ローラースケート・パーク

この三曲の流れがとても良い。なんだろう、なんて表現していいのかわからないけど、生きてる躍動感があるのかな?

「犬は吠えるがキャラバンは進む」



小沢君はこの次に出したアルバム「LIFE」が大ブレイクして国民的人気者になった。

フリッパーズギターからキラキラなオザケンになる中間地点

ある意味、
オザケンじゃなくて「小沢君」の「小沢君らしいさ」がつまったアルバム
って感じがする。

この曲をよく聞いていたのは、大学病院で働いてた頃、仕事がめちゃくちゃ辛かった時から大学病院を辞めて、そんな言葉があるかわからないけど、フリーの看護師になった頃だった。

フリッパーズギターからソロ活動になった小沢君と自分がちょっとかぶっていたのかもしれない。

あれから、ずいぶん年月がたって

状況は違うけど、昨年は自分が「ソロ活動」をしているんだって自覚をした一年だった。何年か一緒に仕事をしてきた友人との決別があり、別に喧嘩別れをしたわけじゃない、よくミュージシャンが言う「方向性の違い」ってのが起きてお互いの道に進んだのだけど

なんか、あの頃と心境が似てるかな~ってちょっと思っている。

『海から撫でる風に しらけっちまった純情を帰し
本当のことへと動きつづけては 戸惑うだけの人たちを笑う』


とても難解な歌詞でどうとらえていいのかわからないけど
好きなフレーズ

新しい1日がまた始まるだろう 夜明け前の弱すぎる光』

そしてこの曲には別ヴァージョンがあるのがまた素敵。

「サタデーナイト・フィーバー」

本当のことへと動き続けよう
生まれ落ちる新しい世界へ

進んでいってるんだよ
いくつになっても。

だから、今この曲が響くんだと思う。

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