ほねのれんしゅう2 腕とか手とか
骨の練習してて思い出したんですが、朝晩冷えるようになってきましたね。まだ9月だというのに、今年は残暑がないのでしょうか(._.)
私事でスミマセンが当方涼しくなると数年に一回「起き抜けにギックリ腰」をやるタイプでして…
(2年前の11月にもやったw)
ネゾーが悪いもんで、背中やら腰やら夜中に冷やしてしまうのですね(^_^;)ちゃんと寝巻着て寝るようにしたらまったく痛めなくなりました、寝る服装は大事なものです。
なにしろ秋口の冷えにはお気をつけ下さい<(_ _)>
さて今日練習したのは腕、手などの骨です。
ただその前に、ちょっと肋骨の補足。
肩、胸が動くと肋骨もあるていど伸び縮みしてるみたいです。
肋骨のあいだに指をあてて反ったり屈んだりしてみると、なるほど確かに動いています。標本ではカチカチですが、実際は固いなりにけっこうしなるモノですねえ。こういうのは実験、実感したほうがいいですねw。
直接関係はないのですが、この肋骨は良く動かしておいた方がいいらしいです(^^)呼吸する筋肉(横隔膜だけじゃなくて腹筋や肋間筋肉など)が弱くなるとロクなことがないそうです。上体をあまり動かさない人たち、デスクワークとかパソコンやスマホばっかり見てるとか、本ばっかり読んでるとかマンガばっかり描いてる人、数時間に一回ラジオ体操くらいした方がいいですね(^_^;)ちょっとまえロングブレスなんとかとかありましたが、肋骨周辺を健康に保つのは実際ダイエットにも効果ありだそうです<(_ _)>
閑話休題。
で、昨日よくみた肩甲骨からは腕の骨が出てますね。
前腕の、なんつうのか小指側の骨(尺骨…なんでいちいち骨に名前つけるのかよくわかりましたw文字で説明するのはむずかしい)がけっこうポイントかなあと、自分で描くときは感じます。肘のでっぱりとか、手首の小指側のでっぱりとか。掌に直接つながってるのはもうひとつの「橈骨」(とうこつ)。
このふたつの骨はイラストの掌をかえすと
…と、こんなこと(交差)になっとるそうです。
なんだか骨の練習はじめてから自分のホネ触って確認してる時間が長いのですがwたしかにそうなっております。お手軽価格の骨格標本だとそこまでちゃんと出来てませんので注意です(._.)。
で、掌のホネが
手の甲が
掌って骨ばっかりなんですね!
まあさすがに手の甲くらいは触らなくても普段からちょっと見えてますwだいぶ使い込んでるような気がするので今日はニボシを食べてあげよう(._.)、この骨がダメになったら商売あがったりですから…。
骨が細かいだけあってなにしろ指先はよく動きます。
当方将棋ファンなのですが、映像で見るとプロ棋士の方々はこうやって駒を指します↓
まあまちがいなくみんなこうです。秒読みで忙しいときでもめったに乱れません(^^)プロとは律儀なものです。しかし面倒ですね、これ描くのは…。
ただやり方は同じでもやはりコマの置き方には個性があって、見慣れてくると手だけ見て「羽○さんと渡○さんか」とかわかるようになりますが、そうなったらマニアのいっちょ上がりです。
手はマンガ描く人ならだれでもよく描くと思いますが。なんというか手の演技みたいなのってありますよねw人によってかなりクセがあるというか。水木しげる先生の「浮世絵みたいな指先」とか。当方はちばてつや先生の「手の甲で顔の汗をぬぐう」というアレが妙に好きなのですが、皆さんはいかがでしょうか(._.)自分のことで言うと、介護の解説マンガ描くときつい「解説訳が人差し指をたてて話している」を多用してしまいます、説教臭くていかん、悪いクセです(ー_ー)。
手だけのアップならまあいいとして、問題は手がグッと手前に来るあの構図。
これ非常に苦手だったんですが、肩甲骨と尺骨のおかげでだいぶ描きやすくなりましたwこんど腕の筋肉もちゃんと見て、克服してしまいたいところです。こういう形↓
余談ですが能條先生は『哭きの竜』『月下の棋士』でこんな構図を描きまくっておられて、それだけでエライと思う(._.)
…といったところで腕はここまで。
どうせいっぱい描く機会があるでしょうから、まずサクっと全体を一回りしたいと思います。次は背骨と骨盤かな?
お粗末さまでした<(_ _)>
…以下全くの余談なのですが、数日「頭蓋骨」を意識していたせいか、動画や映像を見るとその人の頭蓋骨を透視しようとする変なクセがつきました。
骨がしっかりして姿勢がよく、表情の筋肉がダイナミックに動く人を見つけると「見事な顔面だ…」と声に出ます。
ここ数日で見たもっともすばらしい顔面は歌手の松崎しげるさん。
さすが商売道具なだけあるわい、と妙に感心致しました次第です。
たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)