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当方は「身体に残る技」のほうがいいです(._.)

うーん…いや、実に困った。
いや、リレー企画のバトンもらったんですけどね…。

「心に残るあのエピソード」を書け、というご注文でありますが。

ちょっと漠然としていてよくわからないので、企画の元記事を見てきました。この記事なのです↓。

一部引用します。

つまり…

ぼくたちは、エピソードを伝えたい、と思って日々生きている、ということになりませんか?

そして、エピソードを聞きたい、と思って毎日を生きている、と思いませんか?

上記記事 https://note.com/chainer2019/n/na973c3c2324c  より引用

ここをもって当方、ますます頭を抱えてしまいました(-"-)あのホントすみません。別に異を唱えようてんじゃないんですが、

当方、エピソードを伝えたいと思ってモノ描いたこと特にないんです。

あと、「エピソードを聞きたい」とも別に思わない。
そりゃたまには体験談とか思い出話くらいは描きますけど…それも別に伝えたいことがあったんじゃなく「その日はそんな気分だった」にすぎません。

…だから何描いたらいいのかなあとすっかり手が止まってしまった次第でありました。

ま、とはいっても他人様のお話を読むのはスキで直近のたなかよしあきさんの記事も「ほほう…」「そんなことが」「あ、ご兄弟も…」とか、非常に興味深く読みました。で、いい話を聞いたになる。ちょっとココロがキレイになったもする。

でもね、当方記憶力ないもんですぐ忘れちゃうんです。その清いキモチ。

それどころか、持病の神経痛でも出れば

あんなに苦労したたなかさんの話をキレイサッパリ忘れ果てて「この世で一番苦しいのは俺の坐骨神経痛」と思う自信がある(-"-)

浅ましいことではあります。が、これが当方のココロである。当方のココロには「いいエピソード」を入れておく容量がない。狭いwココロが狭いんです(*´з`)

なので当方、心に残るエピソード…よりも、常に

身体に残る技

を重視しているのです。それはもう昔っから。
で、長いことそうしているとどうもココロは「技」に凝縮して入ってんじゃないかとそう感じるのです。

バトンは、たなかさんの前はkaze先生でしたね。

kaze先生の記事読むでしょ、マンガの、ペンのお話。んで「いい話だ」と思うでしょ。

したらその描き方練習するわけですね。

むろん、カンタンなことではないので何枚も何か月も線引っ張るわけです。で、手がやっとこ覚えてくる。そうなると

ココロが乱れても手のほうはもう忘れない

わけです。いつでも「あの線」が引っ張れる(まあ、当方なりのレベルで、ですが…)。こういうのが「身体に残る技」で、仕事でもなんでも自分を守ってくれる、力になってくれるのはただエピソードじゃなくて技のほうだと思うのです。身体にくっついたものだけがホンモノ、という原始的な思いが当方にはある。だからもう無くさないし、取られもしません。

あ、そうそう残るといえばこういうのもそうです(._.)

これは最近、巳白さんから教わって買ってみたです。専門家さんですからもちろん記事もエピソードもムチャクチャ面白い(*‘∀‘)で、オススメの墨を聞いてみたわけです。記事にしてもらった↓

したらやっぱ買って試してみないと始まりません('ω')

そうすると手元にモノが残る。手にさわれる、触らなくても毎日目に入るわけで…やっぱりだんだんと、身についてくる。聞きっぱなしにはなりません。

そういうのいっぱいあるんです、ウチ。

前述、kaze先生から教わったペン先とか。

ああもうミケ入っちゃった(-"-)…

まあいいですけど、これは浅野さんから教わった筆。

これだって机の見えるところにあればあの「サガフロンティア」の背景描いた人・オススメの筆だ(-"-)と思うのです。手に持ちたくなるのです。

いやいや仕事のことだけじゃない。
こうして文章打ってる間にも当方、

例のコレやってます(笑)これだってようちゃんさんから教わったです。

本職の理学療法士が教えてくれたんだから、ちゃんとやる(-"-)もう癖になってます。こういうのが当方を痛みから遠ざけてくれるんで、これはエピソードの問題じゃなくて、純然たる「技」です。
あ、ついでだからこれも見てもらおうかしらん('ω')

これは今月のカレンダー。「山」は当方が山登りした日です。

なにアホみたいに登ってんだ

と思われるかもしれない。でも、実はこれ

たなかよしあきさんのマネ(*‘∀‘)

なんですよ。あの人、週に3回も4回もトレイルウオーキングにいって、9キロも歩いてる。言っちゃなんですがあの御年で。ずっと羨ましかったし、神経痛が治まってきたら絶対マネしようと前々から狙っていたwだからよし、当方も週3くらい登ってやんべか(-"-)と先月思い立ったわけです。

これで身体についた足、腰、背中の筋肉が、当方の座り仕事を神経痛から守ってくれる。

筋肉には「忘れた」ってことはないですからね(笑)

だから当方こう考える(-"-)

仕事でも道具でも健康でも、形に身体に残るものは「そういうエピソードの凝り固まったもの」ではないでしょうかね。

マンガの技なら「うまくなりたい」の想いが、医療技術なら「痛くないように、治るように」の想いが凝り固まったもんでしょう。そりゃエピソードにしたらキリがない。数限りない失敗とか情けない絵を描いたとか自分の知識不足で他人に痛い思いをさせたとか、そういうことなら当方にも腐るほどあります。その個々のお話は所詮お話。伝えたってラチのないことです。でも技にはその試行錯誤の結果が詰まってる。だからココロにエピソードなんか残らなくたって別にいいんです、当方は。手に技さえ残ってれば。

…ん、そういや当方の描いたこの本も、そういう話でしたね…(-"-)

(大変ひさびさの宣伝w)「技術」の本だった。

…というわけで、長くなりましたが

当方、ココロに残るエピソードのお話、できませんでした(*‘∀‘)

…企画の主催者さんには悪いですが、まあバトンですからね、苦手な奴に回ることもあるでしょう(^^;)もちろんこの記事、ナンバリングしないで結構ですので(笑)…

9月も押し迫ったことですし、バトンは回さず、ここでアンカー(正確にはたなかよしあきさんがアンカー)ということで…一つよろしくお願いいたします。

ではお粗末様でした(*- -)(*_ _)ペコリ

たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)