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これはもうペン先と呼んでいいのではなかろうか‪('ω')

昨日の記事、書いた後ちょっと思いつきましてね…(._.)

ペン先も筒状と半円型とあるよな、と。

昨日の記事で作ったのはいわゆるクロウキル。筒状で丸ペンみたいなタイプでした。
対してほかのGとかカブラとかは半円型をしている。自分がよく使うのはこっちです。

竹で半円型のペン先、作れないか?


と…。やってみました。
以下に手順を残しておきます。
まず使う道具は以下の通り。

彫刻刀基本4種セット(切出、丸、平、三角)
カッター
ビットドリル。

全て100円ショップのものでヨロシイ(._.)

まず切出で竹をナナメにカット。

丸刀で、切り出した面を薄くします。

三角刀で中心に溝を深く掘る。

溝に向かって尖らすよう、切出で形を整えます。

ビットドリルで穴開け。

穴と溝を切り出しで繋げます。繋がったらそのまま先端まで切れ目を入れる。ペンらしくなります。

平刀で切れ目を入れつつ竹を一周します。ハサミやペンチで切ると竹が割れる。ノコも引きにくい。平刀が一番いいです。
(面白いことにこれで彫刻刀を全種類使ったwやっぱそれぞれ用途があるんですねえ…)

無事切れた。このままでもクロウキルとして完成品ですが、さらにこれを縦に割りましょう。

大きめのカッターナイフを当てて少し押すだけでパカッと割れます。手を切らないように!内側の柔らかい所を少しビットドリルでこそいでおきましょう。キレイになります。

…これで完成です‪('ω')


上が筒状、クロウキル(丸ペン)型。
下が半円型です。

前回のをより改良して、穴と溝もちゃんとつけてみました。細い竹で加工が難しいかと思いましたが別にそうでもなかった('∀`)。

では試し書きしてみます。
細い線はもちろんよく出る。これは体験済みだから驚かない(´・ω・`)。
そして前回、問題点として残したインク持ちですが…

1回の墨付けで1mm幅の太線を約50cm

引くことが出来ました('∀`)!!充分です。
やっぱり穴と溝は必要だったか。
さて、この竹ペン先ですが大きさを普通の金属ペン先と同じぐらいに作ってあります。ので、試しに軸にさしてみたら

あ、ピッタリ('∀`)!

市販のペン軸にハマりました。名付けて竹光壱號。こうなると描く感覚はもうほとんど同じです。これはもう堂々と

いわゆる「ペン先」と言っていいのではなかろうか‪('ω')

市販のペン先にだってガラスとかあるんですからね。竹製だってあっていいでしょう。

…この記事を誰か、

モノズキな木工職人が見てくれないかと


当方は心から望みます( ˇωˇ )
当方の素人仕事ではこの辺が限界ですw加工技術も木材の知識もないし。そもそも竹以上にペン先に向く素材があるかもしれません。

もっと摩耗に強い木材を、微細に加工でき、さらに大量生産できたなら…

ペン先不足、いずれ消えゆく生産の未来にノゾミが生まれ。なんなら「木ペン画」なる新ジャンルが生まれ…と、夢が拡がるのですが。おお、誰かヒマな若き木工職人よ。我が前に現れ来て

ノゾミ、カナエ、タマエ('∀`)

特許とか権利はあげるからwできた木ペン100個も貰えれば文句言わない。
…などと、朝からコウフンしているいい大人の休日なのでした。

ではお粗末さまでした(*・ω・)*_ _)ペコリ

竹光壱號で描きました。

たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)