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IPO後12営業日で初値から1.83倍!ロコガイドのポストIPOを検証

個別銘柄のポストIPO記事は初めてです。以前、ウメキワークスの方では12月に出したことがありますが、上場市場の話なので、今後は「新高値投資マガジン」で出していきます。

日本のIPOは毎四半期末に集中することが多く、多い順でいうと「12月、6月、3月、9月」な印象です。

これらのシーズンから1ヶ月後くらいに、主要銘柄や気になる銘柄のポストIPOをまとめてウォッチし、モニタリングすることは、IPOセカンダリーの動きを把握するのに有用です。

今回は初めての個別銘柄を細かく見ていく試みですが、IPO前の動画を見ていない方は、ご参考までにどうぞ。

ちなみに今日の記事の内容はYouTubeで概要をお話しします。

大まかなストーリーを知りたいというだけの方は、YouTubeで十分なはずです。細かいデータを見たい人は、こちらの記事でどうぞ。

前提としてこの記事は7/10に執筆しているため、上場から13営業日分の検証となります。あくまでも「ファクトの振り返り」となります。

全体感:デイリーの値動きと出来高を追え

検証になるので、まず全体感としては抑えておくべきは「デイリーの値動きと出来高」です。

スクリーンショット 2020-07-10 21.47.47

これをミクロで見るとデイリーの前場と後場に分け、それぞれの出来高と出来高増減や株価上下の理由がわかると理想的です。理由は推測に過ぎませんが。

初値:4,605円(公募2,000円に対して2.3倍)


IPO初日を振り返りましょう。条件はこんな感じでした。

公募:25%
売り出し:0%
ロックアップ解除:90日1.5倍だが株主が経営陣しかいないので懸念なし
公募価格:2,000円
公募時価総額:187.7億円

IPOの法則として「公募→初値3倍は上がり過ぎなので、初値付近での取得にはご注意を」というのを、YouTubeでお話ししています。

よって、ロコガイドは6,000円程度の初値が付くと、ちょっと危険です。

ただ公募売り出しが25%あり、これはウメキワークスで過去6年140社を対象にした平均値20.8%より若干多いので、そこまで高騰しないだろうと読んでいました。2倍以内に収まってくれれば嬉しいなと。

ネット銘柄のIPOは3ヶ月ぶりで、かつアフターコロナ初IPO、マーケットもコロナバブルで加熱気味とあり、予想を超える2.3倍の上昇となりました。

しかし、2.3倍なので「3倍以内ではある」ということで、許容範囲ではあると思います。

ちなみに初値が着いたのは「14:16」でした。

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