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米国ポストIPO検証12社(2020/6〜2021/4上場分)

日本株はポストIPO検証記事を何度か出してきましたが、米株版を出していなかったので、出してみます。

調査対象は2020年6月以降IPO銘柄に絞ります。

ティッカー名(IPO年月):初値時価総額→2021/7/26時価総額(騰落率)です

ZI(2020年6月):15.7B→21.3B(+36%)

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公募21ドル→初値40ドル(+90%)
今期予想売上成長率:42%
現時点Cap:21.3B
PSR:31.5倍

コロナショック後のハイテクIPOをこじ開けた先陣がZIでした。IPO直後の高いボラで6/10に64.4ドルと局所的最高値をつけたあとは、更新できず低迷。2月のマーケット全般が強い時期に60ドルをマークも、金利急騰で下落。

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時系列決算推移は小さくてみづらいでしょうが、補足資料までに付けておきます。詳しく見たい方は拡大してどうぞ。今回は株価の欄に、その四半期内の最高値、最安値を記載しており、最高値→最安値のドローダウン(DD)率を記載。これによりその銘柄の株価ボラティリティレンジを把握できます。

この生データは新高値マガジン購読者向けスプレッドシートにあり、決算があるたびに更新予定。

☆決算所感

ZIの決算は20Q4のEPS通期ガイダンスが予想のレンジ内だったくらいで、特段大きなミスはありません。毎Qの売上予想のアナ予想とのGapも5%前後と落ち着いており、良くも悪くもサプライズなくきっちりクリアしてる。

今期の売上成長率は1Qが50%であることからも、おそらく通期では50%を切るはず。1Q時点での予想は42%決算はまだノーミスの銘柄なので、継続ウォッチ価値はある。いくつかM&Aがあることから、M&Aで成長率50%に乗ってくる可能性あり。

ただし、IPO2年目の銘柄としては、50%を維持できた方が好ましく、IPO後3年目のCRWDやZMが50%を維持する中で、相対的に見てZIの魅力は乏しいのではないか。

こんな感じで各銘柄を見ていきます。

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