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2020年8-10月上場銘柄10社のポストIPO分析:サンアスタリスクがベストIPO

7月に6-7月版をお届けしたシリーズです。

実際のIPO後の値動きを見て、法則性を検証していきます。今回の検証の参照データは下記。

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新高値投資マガジンでは、「新高値を取った銘柄」のデータを丁寧を追っていくGoogleスプレッドシートを作成しており、購読者に対してその閲覧権限を共有することがメインの価値となっています。よって、noteマガジンの更新頻度はさほど高くなく、「月2,3本の予定」とします。

毎月月末には、2,3ヶ月前の新高値更新銘柄に対しての検証記事を出します。(本記事が該当します)

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今回の記事は、ウメキワークスにも一応格納しておきます。

1.サンアスタリスク:公募253億→初値437億→直近1,071億

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公募:700円
初値:1,209円(公募から1.73倍)
最高値:4,765円(初値から3.9倍)
最安値:1,151円
流動性:11.6%
ロックアップ解除:180日(注記:日数ではなく%となっている場合、90日1.5倍で解除対象の発行済株式総数に対する比率を指す)

結果的に、2020年のIPOでセカンダリー投資では一番リターンが良い案件となりました。初値で買って最高値は3.9倍です。

振り返ると、DX銘柄というバズワード感と、ロックアップ解除が90日1.5倍がなく180日というのが、新規の流動性を供給しなかったので、人気化して株価が釣り上がった構造となりました。

公募売り出しの流動性が11.6%だったので、もう少し初値が沸騰するかなと思ったのですが、公募から1.73倍とソフトランディングしたことも、セカンダリーでの順調な株価形成に繋がったと思われます。

12月決算ですが、8月と11月発表の決算も無事クリアしました。

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