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好決算後の株の最適な買い方

来週から決算シーズンが本格化しますので、タイムリーな話題を。

(トップ画像は後ほど付きます)

好決算な銘柄を買え!という話をよく聞くと思いますが、どのタイミングで買えば良いのだろう?という疑問を持つ方も少なくないかと思います。

今回は好決算の場合分けや、場合分けに基づく適切な取得タイミングについて考察します。

また、日米で多少考え方が違う気もしているので、日米で異なる点もお届け。

個別銘柄の売買推奨ではなく、あくまで過去のデータに基づいた「傾向」をお届けする内容となっています。

1.前提条件:「2つ」の好決算


まず「好決算」の定義を抑えましょう

1.実績が会社予想と市場予想を上回る
2.ガイダンスが会社予想と市場予想を上回る

この両方を満たすことです。

日本の中小型株の場合、市場予想=アナリストコンセンサスは、アナリストのカバーが少ないため、あまり参考になりません。米国の場合は、時価総額5B以上だと市場予想がそれなりに機能しているはずです。

好決算にも2種類あり

1.予め予想された好決算
2.サプライズな好決算

この2つを比較した際に「サプライズだった好決算」の方が株価が上がりやすいです。

1の予め予想された好決算とは、日本株の場合は通期予想に対する売上と営業利益進捗率によって株価が上下動しますが、上方修正がまだ出ていなかったものの、確実に次の決算かそれまでに上方修正が出るな。と思える、進捗率が良い場合があります。その場合は1の予想された好決算となります。

一方で、好決算を予想されたものの、それ以上に良い数字が出てきた際は「サプライズ」となります。実績や会社予想を大幅に上回る数字が出た際は、サプライズと言えるでしょう。

予想された好決算か、サプライズ好決算か。どちらなのかは、その銘柄の過去を知らないと、パッと見では判断しづらいはずです。

また、「好決算かどうか」自体は個別銘柄単独で判断するものですが、市場全体と比べて相対的にどうなのか?も見るべきです。相対的に売上成長率が頭一つ抜けていれば、「超好決算」と言えます。よって上昇しやすい条件は

1.サプライズ好決算(実績やガイダンスと乖離が大きいほど良い)
2.市場の中でも一際高い売上成長率

この2つを満たすことです。

特にSaaS米国株では売上成長率の比較になってくるので、小型グロース株の方が上昇しやすい構造にあります。

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