2020/7/10 カラオケの効能

家事もそこそこにして、両親の家に娘と犬達を置いて病院へ療育相談に行った。前の人の診察が長引いて少し待たされている間に言いたいことをまとめられたので色々深い話がしたいと思って意気込んでいた。ところが、学校からの手紙を元に少し話をしただけで「なんか娘さんいい感じになってきましたね」ということで主治医の先生とわたしの認識が一致すると、そこから先生はもうわたしの話をメモすら取らずにさっさと診察を終わらせてしまった。わたしが娘のことをもはや全然心配していなのに楽しくお話だけしに来たということがバレたのだと思う。

診察後は両親の家でゆっくり過ごしてから、ふと思い立って娘とカラオケに行った。「命にふさわしい」「海の幽霊」「蝶の跳ぶ水槽」「Faded」は歌っていて気持ちよかった。「名前のない青」の歌詞、初めてちゃんと見たのだが、泣いて歌えなくなってしまった。これは凄い。絵を描く者の端くれとしても刺さりすぎてダメだった。

そしてカラオケに行ったら⋯。重い雨雲が晴れるように気持ちが晴れた⋯。そんなことでって自分でも思う。ただのタイミング?何日苦しんでたんだ?わたしは自分の苦しみを勝手に重く見積もっていただけなのか?今度からはもっと早めにカラオケに駆け込もうと思う。


サポートしていただけたらとても喜びます。