島田市にある「くりのみ保育園」さんに見学にお邪魔してきました。
園全体にゆったりとした動きがあり、
フランクな中にもお互いの存在を感じながら
声を掛け合い保育をしている軽やかな感じが印象的でした。
五十年の歴史の中で地域に根ざした保育を実践の背景があり、
誇りの上にあるしなやかさなのだと気が付きました。
印象に残ったのは、
・こどもの日にちなんで、菖蒲湯に子どもたちが入っていたこと
・足湯が設置されており、夏のプールの時期以外は入れるそうです。
・ご縁のある北川民次画伯のコレクションと
子どもたちの作品ギャラリーを
旧園舎で行いつつ、地域に場を開いている
・レストラン~給食を食べる場所では、
曜日ごとに食べるシチュエーションを変えているそう。
好きなお友達・好きな場所・・・etc
・ 食べる主食を3種類の中から選べる仕組みが!
例えば、サンドイッチの場合、ジャムや卵やハム、レタスから選ぶことができます。
ご飯の場合は、炊き込みご飯やチャーハン、チキンライスから選ぶことができます。
・ おやつを駄菓子で選べるようになっている日がある。
(ワクワクする駄菓子屋さんが。子どもたちがしきりに「当たると5つ選べるんだよ!」と教えてくれました)
・ 給食の配置を親御さんに絵を描いてもらって、
ランチョンマットとして使用する仕組み
ーーーなどなど。
島田市の主任会でご縁をいただいてる先生たちに
いくつかの園を見せていただいているのですが、
大変興味深いのは、同じエリアでも
歴史背景、立地、これまでのいきさつ・
運営される方の価値観・人と人とのつながりによって生まれる文化…
などが異なることで、
それぞれのカラーや特色のある保育が行われているということでした。
一つ一つの園さんが、オリジナルな魅力を持っている。
園の物語に耳を傾けると、
また新たな魅力が浮かび上がってくるのではないでしょうか。
くりのみ保育園のみなさま、
どうもありがとうございました!