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裁判の醍醐味❤️

こんにちは、吉田晶子です。

「ずいぶん先だなぁ」と思っていましたが、気付いたら3月5日に。
おかげさまで、裁判所に元気に行って来ることができました。

2週間程前から、私も母もスポーツクラブで運動するのを諦め、毎朝のお散歩の他は、外出を控えていました。
母は78歳なので、新型肺炎に感染したら重症になる危険性があると思ったからです。
そうしたら、アッという間に、母も私も筋力が低下。
スポーツクラブの先生方の心身両面に対するご指導のおかげで、いつもダイナミックに身体を動かすことができていたのです。
今後、いつスポーツクラブに行けるようになるかわかりませんが、次に先生方にお目にかかったときにガッカリさせないように、免疫力を維持向上できるように、自主トレに励みます。

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去る2月10日には、スイスの公共ラジオ局の方に取材していただきました。

「どんなパワハラを受けましたか?」
「困難が予想されるにもかかわらず、会社を訴えたのは何故ですか?」

と訊いてくださいましたので、この数年間の私の心の動きを振り返ることができました。

私は、
「Speak your truth, even if your voice shakes.
本当のことを言おう、たとえ声が震えても」

という言葉が好きです。

約25年にわたり、従業員間の情報共有を促進する仕事をしている内に、この言葉は、私の信念になりました。

自分の身に起きたことや、
知ってしまったこと、
そんなときに経験した思いを、
一人ひとりが思い切って伝える。


すると、

まずその人自身がいきいきとしてきて、
同じことで困っていた人の役に立ったりして、
更には、思いがけない解決策があちこちで誕生する。


・・・そんな光景を、様々な企業で、たくさん見てきたからです。

そんな信念を持っていても、ラジオスイスの取材の後、数週間は心身の不調が続きました。
やはり、辛かった頃の記憶が呼び戻されると、具合が悪くなるものなのですね。

でも、色々な形で助けていただいたおかげで、快復したときには、以前よりパワーアップしている自分を感じることができました。

また、会社側の主張に対する反論を今泉義竜先生が書いてくださったのですが、「胸の空く思いというのはこういうものか!」と思いましたね。
読んだだけで、とても力付けられました。

そして迎えた3月5日。
ラジオスイスの取材の経験から、「また過去を思い出して体調が悪くなるかな」と覚悟していました。

しかし、裁判長さんと弁護士さん達のやり取りを聴いていても、辛かった記憶が心に蘇ってくることは全くありませんでした。

判例との比較が行われ、会社がしたことの何に違法性があったのかが浮き彫りになっていきました。

名作「Law & Order 性犯罪特捜班」のワンシーンを観ているような、人類の真理に迫っていくような感覚を覚えました。

「もしかしたら、この感覚が、裁判をすることの醍醐味なのかもしれない・・・」と感激しました。

次に裁判所に行くのは、4月中旬です。


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