DMGP2024 チームの作戦とデッキ解説
【はじめに】
はいどうもこんにちは!UMEBAです!
今回はDMGP 2024 1stを終えたので折角ならばと記事にしました。
DMGPのチームに向けての作戦、使用デッキ、候補だったデッキ等色々書いてありますので是非目を通して頂けると幸いです!
【作戦】
GP1週間前に仙台でチーム戦がるので本番を見据えて作戦が有効かどうかの確認も必要なのでGPと同じチーム、使用予定のデッキで挑む。
チームの方針としてはメンバーのお互いに何が強い弱いの吟味はするが『デッキの強要はしない』が共通の認識でした。
A卓 暴食 ブレスラチェイン
B卓 UMEBA 逆アポロ
C卓 キズナ 赤青マジック
今回のチームの作成はこう
① 各々が得意なデッキを使う
② 事前のメタ読みから赤青マジックはある程度割り切って問題ない
③真ん中は基本的にチームの司令塔が座る為、黒緑アビスや天門が多くループが少ないと読み環境トップには軒並み有利な逆アポロを置く
→まさかオリジナルに逆アポロが居るとは思わない上に真ん中に置くなんて絶対読まれないと言う捻くれた性格が故に。ループに当たったら投了して1番プレイが難しいマジックの補佐に回る
④ B卓の逆アポロ(UMEBA)は相談に回る時間がない為相談はしない
→なのでこちらのチームはA卓の暴食が司令塔でした。
⑤C卓は3面統一じゃない限りやや珍しいデッキが多いのでマジックがマジレスをし易い
上記の5つがメインの作戦でした。ザ!これぞ作戦と言う作戦!楽しい!
【4月14日仙台チーム戦】
【4月21日DMGP2024 day2チーム】
【4月20日DMGPサイドCS(アドバンス) 3位】
【何故逆アポロを使ったのか】
自分はよく調整する際に客観的に見た場合の有利不利を○✖︎△を紙で表を書きます。
その時に環境の通りが良さそうなのが赤青マジック、ブレスラ、逆アポロ、白単カウンター、青魔導具、5C蒼龍でした。
その中でどれが1番ミスを拾い易くて動きが安定しているかを考えた所迷う事無く逆アポロが第一候補に上がり調整して行きました。
ここは長年の勘なのか何なのかよくわからないですが自分が今1番楽しいと思うデッキ=勝率が高い、が自分の中のパターンとしてよくあります。今回はそれが逆アポロだったと言う訳です。
だってデュエマ史上でこんなに有利対面は99%、不利対面は1%くらいの勝率がハッキリしてるデッキって今までありましたか?こんなん楽しいに決まってる
話が逸れてしまいましたが逆アポロの強み弱みをまとめると
【強み】
・有利対面にはミスらなきゃ99%勝てる
・先攻後攻どちらでもあまり関係ない
・相手のプレイを見てからこちら側のプレイのプランを決めれる
【弱み】
・不利対面には99%勝てない
です。制限時間に関してはこちらが各対面のプレイをしっかり把握していればよほど試合がこじれない限りは問題ありません。しかしこじれたり良きしない事を想定した場合の工夫しなきゃなりません。
そこでチームメイトのキズナが見つけたMAXザジョニー!これは完璧でした。
【逆アポロの各カード解説】
特筆したいカードのみ
【セイントカイザー】
・コンプのシャッフ、天門のゲンムやハデス等を難なく退かせる為これらの対面には上面で使う様に1枚以上は手札にキープする
・ミラーは20マナくらい貯めた後にライブラシールドを一気にプレイする。
→こちらのクリックがシールドに埋まると負けるのでクリックが1枚以上手札にある事がプレイする条件
【ペンダットネゴシエート】
・こちらの手札にクリックorMAXザジョニーがある場合は3枚引いても問題ない
・基本的に相手はドローしない場合が多いが引いてきた場合はラブやドルファ等の呪文ロック系を採用している可能性があるのでスマッポンのメモリー+ドルーシーを狙ってプレイする
【スマッポンのメモリー】
・ファイナルストップ、ラブに強い。
・ドルーシーでシールドに埋めると1ターン必ず貰える
・スマッポンのメモリー+ジェイルハウスで大体のゲームを返せる
・採用すると勝率が格段に上がる
【MAXザジョニー】
・基本的に時短カード
・黒単アビスにはサーイサイクルで相手の盾0になるまで耐久してジョニーでダイレクト行く事で時短出来る
・スマッポンのメモリーがあるとトリプルブレイクになるのでそこを込みでリーサルを考える
【ジェイルハウスロック】
・オリジナル版ドルマゲドン
・基本的にどの対面にも強いので2枚以上の採用を推奨
・黒緑アビス対面は基本的にマナに埋めてトップで引いたら使うくらいが1番強い。
【逆アポロの各対面プレイ】
『対黒緑アビス』
・こちらから能動的に自身のみの盾追加はプレイしない
・相手がガン待ちプランなのか攻めるプランなのかを見極めてプレイする
・対面がガン待ちプランで来た場合はテレスコを利用して山回復を狙いたいので盾追加トリガーは手札にキープして破壊させる。それ以外はマナに置く
→そうする事で相手のガン待ちプランから殴るプランに切り替わってもこちらの山が盾追加トリガーのみになり易いので勝てる
・クリックで山回復した枚数を覚える
・マクアをセイントカイザーで盾に置けると強いが秩序は警戒しておく
『対天門』
・ゲンムのワールドブレイクに対応する為にANDスパーク、スマッポンはマナに置かずに1枚は必ずハンドキープする
・セイントカイザーでゲンムに対処出来るようにする
・ジェイルハウスは退かされない為場に出しておく。ジェイルハウス+スパークで対応が用意
『対マジック』
・盾追加系は積極的にプレイする
・スマッポンはファイナルストップをケア出来る為ドルーシトリガー前提でハンドキープする
・カクメイジンをセイントカイザー、ジェイルハウスでひたすら盾に送る事で相手の打開策が無くなる
【GPを終えて】
作戦は完璧でした。しかし負けたチームは3面5C蒼龍と3面デアリアビスのチーム。相手の方が1枚上手でした。
目の前でゲンムを取れなかった悲しさよりもよくここまで勝ち上がれたなと言う嬉しさの方が上回ってます。欲を言えばこの3人で勝ち上がって全国の権利を取れたらめちゃくちゃ楽しかったなと思うとそこだけが心残り。
次はリベンジだ!
オマケ↓
【GPチーム候補だったデッキ①】
チームの1週間前までこの青魔が候補で2面にするか3面で使うか吟味した結果没になりました。
【デッキの強み】
・一定数居るであろう5C蒼龍に有利が付く
・黒緑アビスに強い
・フリースタイルのお陰でマジックに戦える(初見殺し)
・新弾の影響を受け辛く相手に左右されずに一定の勝率を出せる
【デッキの弱み】
・天門に弱い
・相談ありだとフリースタイルをプレイで対策されてしまう
・新世壊引けない試合が立て続けに起こると悲しい
青魔導具と言うデッキはその日の引きが強いと優勝まで一直線に行けるので個人戦なら強いと思います。
しかしチーム戦だとプレイが介入出来ない試合があるのとデッキの性質上今は動きが読まれ易いデッキなので初見殺しがやや難しいと言う点が今回チームで使うに至らなかった部分になります。
【GP使用候補だったデッキ②】
【デッキの強み】
・回した事無いプレイヤーにとってはやり辛いデッキ
・理論上色んなデッキに5割以上は取れる
・ギャラクシーチャージャーを引けると一気に勝ちが近くなる為割と手札の要求値が低い
【デッキの弱み】
・ギャラクシーチャージャーを引けない場合はヤバイ←語彙力
【総評】
緑天門と比較され易いデッキではありますがギャラクシーチャージャーを引いた場合のバリューや読まれ辛さからGPの様な大部隊では通りが良いと思い調整していました。
しかし今回のGPの環境を読んだ場合に対面の有利不利を見た場合に逆アポロとほぼ同じです。それならばループには勝てないが逆アポロ使った方が長い回戦勝つには取りこぼさないと結論が出て今回は使用するにいたりませんでした。
白単カウンターはデッキ単体で見た場合はポテンシャルが非常に高いのでCSで使うにはめちゃくちゃ強いデッキだと思うのでタイミングを見て使いたいなと思っています。
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