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月経カップはおすすめだぞという話

最近メディアでも取り上げられるようになってきた、月経カップ。
二人目の産後にその存在を知り、生理が再開したら使おうと思って買っておいたものです。
おっかなびっくり使いはじめたけれど、もう10回の生理を共にしていて、無くてはならない存在だと感じています。
その理由をお伝えしていきます。

1、ほぼ漏れない

昼も夜も、正しく入っていれば経血はほぼ漏れない。
慣れない最初のうちは念のためナプキンもつけていたけれど、最近はライナーだけ。
交換の時に少し出たぶん?が、点々とつく程度。
旦那の実家に帰省中も、恐る恐る寝返りしなくて良いのが素敵。

2、お風呂がラク

入浴のときに出して、中身を流して、石鹸で洗って、再装着。
湯舟でも漏れないので、子供とお風呂で遊んでいても安心。
お風呂上りに「おかーさんトイレーー!」と言われてバスタオルいっちょでウロウロするはめになっても大丈夫。
お風呂出たらすぐティッシュあてて体拭いてパンツ履いて…!と急いでやらなくて良くなったのがありがたい。

3、買い物が減る

ナプキンを買わなくてよくなった。
今は昔の買い置きを、生理がきそうな時に念のためつけて消費している。
最近は、もう絶対来るだろうというときにあらかじめ装着してしまうので、それすら不要になりそう。
ライナーだけたまに買えばよいので、場所をとらないし、面倒が減った。
(給水ショーツにすればライナーすらいらなくなるはず。
 私は着たい下着があるからできないけど。)

4、ゴミが減る

経血はトイレとお風呂に流してしまうので、経血を吸ったナプキンのゴミが出なくなる。
ニオイも気にならないし、これはとてもうれしい。

5、自由に動ける

動いてドロっという感覚が一切ない。
外には実質ライナーだけなので、走るのもジャンプも自転車も違和感ない。
まだやってないけど、海やプールも問題なく入れると思う。
旅行やイベントの予定に生理のことを考えなくて良くなるのは嬉しい!
もちろんその場合、ナプキンのぶんの荷物が減るのも良い。

私の使っているモノ

いろいろなレビューを見て、やわらかくて痛くなさそう・つるっとして洗いやすそうなスーパージェニー。
経産婦は大きいサイズをとの指示に従って、ラージサイズ。
届いて、デカさにビビる。
・・・けど、子供二人産んでるので、あんな大きいモノが出てきたんだからそれに比べたら大したことないな、と思える。
ステムが飛び出してくる感じで違和感があったので、少しずつ切っていき、今は ↓ こんな感じでステム全くない状態です。それでも出し入れに困ってはいません。このへんは本当に人によると思う。

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私の使用方法

使用前には石鹸で洗ってから装着。
取り出す頻度は、
●1・2日目は多めなので、朝・昼過ぎ・夜の入浴 の1日3回
●3・4日目は朝と入浴時の1日2回
●それ以降は入浴時だけ1日1回
●いよいよ出なくなったら終了、石鹸で洗って酸素系漂白剤で煮沸して保管
生理期間中、洗うのは入浴時だけというモノグサっぷり。
石鹸というかボディソープ。きれいになるなら問題ないだろうと。
※公式では『最長12時間』となっているので自己責任での使用です

最初はお風呂で入れ方(たたみ方)や姿勢を試しました。
私は、片足を上げるよりはしゃがむ感じで(トイレから腰を浮かすかんじ)、パンチダウンフォールドで入れてから、ちょっと出し入れして、最後に指でカップをぐるぐると回して違和感がないことを確認して完了!です。
このへんは体格とか個人によりけりだと思うので、いろいろと試してみるのが良いと思います。

いくつか持っていて使用感を使い比べたり、多いときはラージで少なくなってきたら小さめのものとか使い分けている方もいるようですが、私は今のところラージ1個です。
不便はしてないし、いくつも洗ったり管理するのは面倒だし、安くはないし、なにより大は小を兼ねる。

たしかに、タンポンよりはコツが必要。
でもタンポンよりずっと容量が多いし、吸って重くなってくる感じがないので、ずっと快適でいられます。

私はもう月経カップさまさま!!という感じで手放す気はないのですが、迷っている方のために一応デメリットも記しておきましょう。

デメリット1、初期費用が高い

1つ5000円前後するので、最初は購入をためらう。
けど、1回の生理でナプキン台500円強、経血を洗う洗剤と手間・・・とか考えると数回で元が取れると思います。

デメリット2、交換場所を選ぶ

できれば交換の時にサっと水で流したい。
手洗い場のあるトイレが理想ですが、できない場合はティッシュで軽くふく等で対応することになります。
まぁ朝は自宅で、夜はお風呂でやることなので、多い日の日中1回をどう乗り切るか考えるくらい。

デメリット3、おかあさんそれなーに?への対応

子供二人と入るお風呂で母がゴソゴソしているので、当然興味を持たれる。
5歳の娘、最初はそれ何?と興味は持ったけど、ビビリでもあるので、生理の説明をしてからは「おなかいたいの?大丈夫?」というくらいであまり触れてこない。
問題は2歳息子。何か面白そうなもの持ってる!ちょーだい!!と大騒ぎ。
これは渡せん!とさっさと洗ってさっさといれて、「あれ~?なくなっちゃった~!」と茶番を演じて切り抜けた。
子供が浴槽で遊んでいる間、浴槽の陰の死角でサササと済ましています。
排水溝の近くで洗わないと、血ドバァになって子供が怯えるので注意。

デメリット4、トキシックショック症候群のリスク

一応書いておこうかな、という程度で、大袈裟な心配はしていません。
  ※トキシックショック症候群(TSS)とは
   常在菌である黄色ブドウ球菌が作る毒素により起きる急性疾患。
   症状は高熱、発疹・発赤、倦怠感、嘔吐、下痢、粘膜充血等の
   重篤なアレルギー症状がみられる。
発症頻度も0.03%ととても低く、数日間出し忘れていたとか、よほど極端な使用方法をしていなければ起こらないのではないかなぁと考えています。
むしろタンポンのほうがハイリスク。
どちらにせよ、トキシックショックまでいかなくとも、炎症等については注意すべきだとは思います。
粘膜に直接使用するモノだもの。コンタクトレンズと同じように、痛かったり調子悪かったらやめとこう、くらいの感覚でいます。

そんな感じの月経カップライフ。
ちょっと使ってみたら?のハードルはまだ高いけれど、超えてしまえばパラダイス!
ぜひぜひ、快適生理ライフにむけて、1つお迎えしてはいかがかでしょう。


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