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2024年8月度 投資成績


資産および損益

  • 資産  :33,126,946円(前月比-3.2%)

  • 運用成績:年初来+15.1% 月次-5.0%
    ※修正ディーツ法により算出(税引前、配当金等は除く)

  • 確定損益:-2,185,220円(3526 芦森工業、3924 ランドコンピュータ、6287 サトーHD、1789 ETSHD、3187 サンワカンパニーの損切等による)

保有銘柄

主な取引

  • 6287 サトーホールディングス(売却)

  • 3526 芦森工業(売却)
    8/5の暴落の日にぶん投げました。どちらも持ち株の中では海外売上比率が高めなので、円高トレンドに転換した場合、株価が回復しづらいのではと考えたためです。結果的にそんなことはなく、全体相場のリバウンドとともにしっかり株価は回復しています。

  • 3187 サンワカンパニー(売却)
    8/5の暴落時に買い増しましたが、8/9に発表された3Q決算では利益面の進捗率が特に悪く、株価がさらに下落。通期計画の達成も困難と判断して、全て損切しました。決算説明資料には「4Qでコスト削減を行い、通期業績予想は据え置く」とありますが、コスト削減策の具体性・実現性が不明であり、釈明になっていないと感じました。

  • 3924 ランドコンピュータ(売却)
    8/13の1Q決算で、大規模不採算プロジェクトの発生に伴う下方修正を発表。これを受けて全て損切しました。配当利回りの高さが株価下落のクッションとして一定程度機能したことが、せめてもの慰めでした。

  • 4587 ペプチドリーム(新規購入)
    バイオ銘柄は私の中でギャンブル的なイメージが強く、これまで敬遠していましたが、検証したいアイデアがあって今回初めて投資しました。同社は時価総額3千億円超の大型株で、製薬会社とのライセンス契約が主な収入源であることから利益も安定しており、ギャンブル要素は比較的小さいと考えました。

  • 9163 ナレルグループ(新規購入)
    以前も投資した銘柄に再IN。

  • 2670 ABCマート(新規購入)
    円高恩恵銘柄として購入。

  • 3252 地主(保有継続)
    7/11の増資発表後、株価は冴えない展開が続いており、含み損になっています。ただ、IRセミナーを聴いてやはり同社のビジネスモデルは手堅く、模倣も困難であるという認識を強めました。PERやPBRの水準からすると、単なる中小ディベロッパーあるいは土地賃貸業者のような位置付けで捉えられ、過小な評価になっていると感じます。

コメント

8/5の暴落で売り逃げた銘柄ほど好決算で上がり、買い増しした銘柄ほど悪決算で更に下がるという泣きっ面に蜂の状態。保有銘柄数が膨らむのを避けたいという意識から、保有中の銘柄を優先して買い増したことが、結果的に悪手となりました。計算してみると、8/5の暴落では何もしなかった方がよほどパフォーマンスが良いという情けない結果に。8704 トレーダーズHDのように、監視銘柄の中でも決算発表済みで好業績が確定しているものを暴落時に拾えばよかった…。あるいは、無理に個別株を買わず、日経平均やTOPIX連動型の投資信託などをスポット購入するという選択肢もあったなぁと、後の祭りながら思いました。

某個人投資家が、暴落時の投資行動をゴルフのバンカーショットに例えていたのが、言い得て妙で非常に納得しました。プロと初心者の違いは、「バンカーにいかにボールを落とさないか」以上に、「その後のバンカーショットで、いかに速やかにコースに復帰できたか」に現れる。次回の暴落では、鮮やかにバンカーショットを決められるプレーヤーになっていたいです。

最近の損失のパターンとして、安易な決算跨ぎが原因で失敗することが多くなっています。そこで、今後は保有銘柄が次の決算でどの程度の数字を出してくるかを(当たらないとしても)自分なりにしっかり仮説を立てることに取り組む方針です。

8月を終えて、年初来のパフォーマンスは日経平均・TOPIXとほぼ同水準にまで落ち込んでしまいました。株クラ人権ラインと言われる年率+30%の目標達成に向けて、残り4か月でどれだけ巻き返せるか。
今月は暴落時の立ち回りに失敗してすごく屈辱的な思いをしましたが、その分、株を始めたての頃、がむしゃらに勉強していた時期の熱量を取り戻すことができました。こんなときこそ、地道にやるべきことを積み重ねていきたいと思います。

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