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ビワイチ終盤 近江中庄・堅田・琵琶湖大橋・草津

ゴールデンウィークから始めた琵琶湖一周ビワイチは、終盤に入った。毎週のように土日に滋賀県に行っては、琵琶湖周りを自転車で移動する。

先週は米原から近江中庄まで。
そして今週は近江中庄から堅田を経て琵琶湖大橋を渡り、草津まで来た。

一応、琵琶湖一周するつもりだけど、琵琶湖大橋も渡ってみたいし、たまたま草津で5000円台で泊まれるホテルがあったし、ということでこのコースを思い立った。
だけど、いよいよ梅雨入りかというところで、近江高島辺りと琵琶湖大橋を渡った後の守山・草津付近で大雨にやられて、ずぶ濡れの中走った。おまけに大橋を過ぎた後は宿に向かう用の細かい道路を間違えて、舗装されていない水溜りと泥だらけの道で、ズブズブ。

雪よりはマシ、と思いながらも今回は結構大変だったので、noteに記載しておきたい。ちなみに前回の米原→近江中庄はまだ書いていないけど、47キロをクロスバイクで行き、楽勝だった。
それが今回は意外にも、途中からもっと快適な自転車を知ってしまった。

新旭駅前の観光協会からスタート

朝、10時半ごろに新旭駅に着いて、駅前の観光協会でクロスバイクを借りる。
湖西では、レンタサイクルはあまりない。

ただ、先週実際に行ってみると道の駅などに置いてあるパンフレットに高島市内のJR駅前でレンタサイクルをやっているとある。そこで改めて検索して調べてみると、情報が出てきた。

観光協会がやっているもので、費用もかなり安い。これなら良さそう。
ただ、クロスバイクや電動など長距離移動に便利な自転車は新旭駅のみ。クロスバイクなら他駅に乗り捨て可能ということで、まず新旭駅に行って自転車を借りてそこから北上して近江中庄まで戻って進むことにした。

高島市内のみで乗り捨て可能ということで、近江高島駅までは観光協会の自転車で行き、そこからは高島駅から徒歩10分程度のところにある高島陣舎BLUEというレンタサイクルとゲストハウスで借りることにした。

なぜかガリバー像がある高島駅

陣舎BLUEは観光協会で教えてもらったところで、電話をして相談してみると、配送料を追加で一泊二日のレンタル乗り捨ても可能ということだった。ありがたい。

まず、新旭から今回のスタート地点近江中庄まで
新旭から近江中庄まではだいたい7〜8キロ。意外に近くて、30分でたどり着いた。

新旭で借りた自転車は、迷った末、ブリヂストンのマウンテンバイク寄りのクロスバイクにした。

上の黒いのが今回借りた自転車。安定感があって走行しやすかった。

実際に見てみると、緑色のクロスバイクのサドルはかなり薄くて、またお尻と股間が痛くなるのでは、という不安が拭えなかった。

米原駅のレンタサイクルでも言っていたのが、「皆さんお尻が痛いという声が多い」とのこと。男性と女性とで違うのかもしれないが、実際にはお尻というよりも股間が痛い。
そのため、時々サドルが当たる体の部位を意識的にズラす。そうすると不自然な触れ方になり、若干不安定なので、内腿に負担がかかるためか、いつの間にか内腿が筋肉痛になっている。
これは一度だけでなく、2度3度と起きているため、サドルの柔らかさはすごく重要だと痛感している。

クロスバイクでの移動はそれさえなければ、ほぼ快適で40キロという徒歩では1日掛かっても無理な距離がびっくりするような時間で行ける。だいたい時速15キロは出るので、1時間10キロくらいは行けるからだ。この1時間をどう行けるかどうかが大きなポイントなのだ。

その点、黒いマウンテンバイク寄りの自転車はそこまで痛くはなくともやっぱり途中から気になる感じがした。

でも近江中庄までの30分やそこから近江高島までの1時間ほどの走行には問題なかった。

近江高島から堅田の琵琶湖大橋まで

近江高島駅で、黒いクロスバイクを返したとき14時前くらいだった。なので、途中休憩も含めて3時間弱で、新旭→近江中庄→新旭(ここまでで15キロ程度)→近江高島駅 までの25キロ

近江高島からがやばかった。
ゲストハウスで昼ごはんを食べていると、土砂降りの大雨が降ってきた。14時45分ころだったと思う。すごい勢いで地面を打つ。

それがおかしなタイミングで、草津のホテルを予約したその直後に雨が降ってきたのだ。

あまりにも強い雨だし、まだ30分以上は続くところを見ると、絶望的な気分になってきた。果たして草津まで行けるのか、ホテル取っちゃったけど…。
ホテルにキャンセルの連絡を入れてみたが、キャンセル料は掛かるし、24時間体制だしいつでもお待ちしています、という。当たり前なのだけど、ホテル側としては自転車・大雨という組み合わせに対してそこまで驚きもなく、さすがビワイチ県だなとも思った。

しばらく雨宿りさせてもらい、ほどほどの降りになったところを見計らって、ゲストハウスを出た。
リュックを雨から守るための大きめのビニール袋を2枚も出してくれたり、カバンをカゴに縛りつけるためのロープを貸してくれたりと至れり尽せりだった。
正直、特に期待していなかったので、自転車の乗り捨て相談に応じてくれ、さまざまなことに対応してくれることに感謝の気持ちが湧いてきた。

ゲストハウスに着いたとき、トイレを借りた際に空間の雰囲気があまりによかったので、ここに泊まりたかったとさえ思った。

宿の人にふとそんな気持ちを伝えると、もう一杯で、と言っていたので人気なんだろう。

ひかれつつ、宿泊先に向かった。

とにかく雨が時々ひどかった。滑りが良くて走りやすいと言えばそうだけど、やっぱり雨だと視界が良くなく、走行には向いていない。

高島から堅田まではなんとか抜けた。
堅田で琵琶湖大橋を渡る。国道に標識が出てたのを見逃さずに曲がって行けた。

琵琶湖大橋ではロードバイクの人たちもいてこの写真を撮った後に彼らの写真撮影を求められた

琵琶湖大橋を出て、守山草津からが長かった。

守山のコンビニにあったソフトクリーム

ホテルに着いて、ずぶ濡れでチェックインして、シャワー浴びて、ランドリーを探して、平和堂でラーメンを食べてってなるともう夜はすぐであっという間だった。

結局今回もなんとなく次の日は着いた街の観光になり、草津を回った。

草津はただ普通の街なんだけど、ほどよい街で、心地良かった。
駅前と郊外の境目が曖昧で、うまく共存していた。

月曜で有給を取ったその日、適当にぶらぶらして、遅くならない程度に福井に帰った。

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