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09chiharu
尊敬する人へ
今日定時後、上司がちょっと泣いていた。
いつも笑顔でこちらに元気をくれる人だから、
狼狽えた。
「目が疲れちゃっただけ」
って言ってたけど、多分泣いていた。
仕事のプロジェクトに支障が出て、
見通しが立たないんだろう。
そういう時、なんだか泣きたくなる気持ち
すごくわかる。
こういう時、年次の低い私に
何ができるんだろう。
後輩がもし泣いていたら、
ご飯に誘って話を聞いてあげれたかもしれない。
でも、上司はきっと泣いてたことに
気付いて欲しくないだろう。
なんて声をかけていいかもわからない。
年次が上がれば上がるほど
頼れる人は少なくなるのかな。
責任に押しつぶされそうになる日も
あるだろうな。
そこは孤独な場所なのかもしれない。
私は確かに無力だけど、
自分のできることで、その人を助けたいと思う。
(尊敬する人へ
いつもがんばってくれてありがとうございます。
いつも笑顔でいてくれてありがとうございます。
たまにはたくさん泣いてください。)
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