「悪は存在しない」 所感

「悪は存在しない」
『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督の人間ドラマ。とても惹かれるタイトルだ。悪は存在しないと言い切る映画は、どんな映画だと思ってしまう。このタイトルは逆説的に、善は存在しないことも示している。誰かが善くて、誰かが悪いという二項対立ではないのだ。この映画の伝えたかったことが理解できれば、衝撃のラストにも説明がつくだろう。ぜひ劇場で。
余談:巧の乗ってたミニパジェロが、ほんとにカッコいいので購入検討中