マスカレイド feat.v flower,初音ミク
ボカロ10作目の「マスカレイド」feat.vflower,初音ミクの紹介になります。
マドレーヌに心寄せていた主人公マーマレード。しかし親友のイドとマドレーヌが恋人関係になる中、マーマレードは自らの嫉妬心を隠すために仮面を付け始める。そこから「マスカレード」の物語は始まります。人の心の闇が現実化したものが罪ならばそれを如何に克服していくのかがテーマになっています。仮面を付けながら平穏を装うマーマレードの心を闇が蝕み、やがてそれは狂気へと変わります。「イドさえいなければ.…」と。。。狂気の絶頂に支配されたマーマレードがふと見つけたもの、それは「オンシジウムの花」でした。
オンシジウムの花
マーマレードが子供のころ独りぼっちで過ごしていた時期に声をかけてくれたのがイドでした。その時手渡されたのがこの花。。。オンシジウムの花は友達の証でした。狂気の中、一筋の光を見つけたマーマレードがとった最後の行動とは?
オンシジウムは大きな唇弁をもつ花姿がドレスを広げて優雅に踊る女性のように見えることから「Dancing lady orchid」と呼ばれているそうです。
花言葉は「一緒に踊って」。。。
妬みや嫉妬、この「マスカレイド」は誰もが抱えている心の闇が一つのテーマになっています。現実から逃避するのではなく、立ち向かう勇気、そこには痛みが伴いますがどんな苦しみの中でも、救いのきっかけは必ずあると信じて作らせて頂きました。沢山の人に聞いて頂けたら嬉しいです。