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中国ワイン初登場! 蛇龍珠と日経新春杯

 先週のシンザン記念は的中!

 2週続けて的中ですが、今回は一頭に絞った単勝厚め単複がバッチリ直撃。絶好調の滑り出しを決めた2020年です。

 そんな新年ですが、お隣の中国では暦が日本とは少しずれてて、今度の25日(来週の土曜)がお正月(春節)なんだそうですね。そんなわけで今日は以前に買ってセラーに入れておいたこんなワインをテイスティングすることにしました。

寧夏ヤンヤン国際ワイナリー
蛇龍珠(シャーロンジュウ=CABERNET GERNISCHT)
寧夏自治区賀蘭山東麓

 ついに出ました中国ワイン。

 へー、中国にもワインなんてあるんだ、とお思いの方、実は中国は現在世界第6位の生産量を持つワイン大国なんですよ。しかし日本への輸出は非常に少なく、ほとんど見かけることはありません。多分国内消費だけでそれだけの生産になるんだろうなぁ。
 これは日暮里にある酒屋さんに立ち寄ったときにばったり出会ったワインで、とりあえず気になったので買っておいたのですが、はっきり言って全然わからない。色々調べたものの謎な点が多いので、ふわっとした説明になりますことをご了承下さい。

 まずこの寧夏自治区というのは中国の内陸部にあり、北は内モンゴル自治区と接している北西部のエリア。グーグル検索すると「寧夏回族自治区」と出てくるように、回族=イスラム教のはずなので、イスラム教徒の自治区でワインを作ってるというのも非常に不思議です。
 しかしこの寧夏自治区の中にある賀蘭山の東の麓は「中国のナパ・ヴァレー」とも呼ばれるほどブドウ栽培に適した土地らしく、中国でも最も高品質なワインが生まれる、らしいです。

 それを聞いて、この金色で書かれている記号のようなものが賀蘭山の「賀」の文字なんだとやっと分かりました。正月にふさわしいおめでたいワインですね。

 さてテイスティング。比較的冷涼な産地を思わせる締りのあるボディ感と適度な酸味。ヴィンテージは多分2013年のようなのだけど、まだ生き生きした味わいでもう2,3年待っても良さそうなポテンシャルを感じます。蛇龍珠(カベルネ・ガーニッシュ)というブドウ品種は、実は出自がハッキリしない(ヨーロッパ由来のヴィニフェラ種ではあるらしい)中国の地品種のようですが、カベルネフランに似てるかな。ほのかにミント、ホワイトペッパー。黒いベリーと赤いベリーの間くらいの果実味。繊細でミネラル感がありほのかに土のニュアンス。甘みは弱め。サンジョヴェーゼにも少し似てるかも。 

 ディスクの色もよく状態は良い。考えてみたら中国から日本に持ってくるのに冬場ならリーファーいらないよね。コルクもDIAM3を使用。

 日本人なのでなんとなく読める中国語のバックラベル。香気突出、青椒等香気交替呈現。青椒って青椒肉絲の青椒か。ピーマンのことか! そうですね、ミントよりピーマンのほうが正しい。原料は100%葡萄汁。

 で結論。このワインの定価は2800円なんですが、とても良いです。ちょっとこのメーカーと輸入元のワインはしばらく追いかけてみようかと思いました。中国ワインアツいぜ。

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 さて今日は日経新春杯。この馬で行ってみたいと思います。

 1 メロディーレーン

 馬体重340キロという超小型馬としてアイドル的な人気が出ている可愛い牝馬ですが、菊花賞で5着とすごい活躍をしてるんですよ。そして菊花賞は斤量55キロ。今回の斤量は49キロ。6キロも軽い! 今回のメロディーレーンはマジですよ。というわけで単複。

 この画像だと今日のレースなのかどうかよく分からないよな……まぁいいや。鞍上の岩田望来くんは今年で20歳。重賞勝ち経験もあり、前走この馬で負けているので今回はより落ち着いて乗ってくれるでしょう。

 ではまた来週!

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