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金鯱賞と平川ワイナリー スゴンヴァン2016

 先週の弥生賞は的中です! しかもガミじゃないよ!

 6番人気の5番シュヴァルツリーゼの単複を500円ずつで買ったところ、見事複勝だけ的中。いやースタートで他の馬と接触して遅れたからダメかと思ってたけど、メンバー最速の凄い差し脚でなんとか2着入りました? ん、2着?
 そう、2着だったら馬連・馬単にも絡むわけですが、馬連は3万2600円、馬単なら6万9140円の大万馬券になっていたんです。実はレース前、10頭立てだからシュヴァルツリーゼからの馬連総流しも出来るよな……と考えてはいたのですが、まさか三万馬券になるとは。これって外れる以上に悔しいですよ。予想は当たってたけど買い方が良くなかったってことだから。馬のことは責められないけど、自分の買い方はさぁ……。
 と、レースが終わった直後はかなり落ち込んでたんですが、しばらく経ったら落ち着いて、もうすっかり「当たったんだからいいじゃん」という気分でおります。競馬ってそういうもんだからねー。

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 というわけで的中ワインの紹介なのですがその前に、今回はワインのテイスティングをしつつその様子を録音してみました。

 軽い気持ちでやってみましたが音声配信は案外面白かったので、今後も続けようかと思っています。ホントにガチの最初の一口から録音したせいで喋ってない時間が長くなってしまったので、今後は一口飲んでちょっとコメントを考えてからやろうかと思います。

 で、改めまして今日のワイン。予算が4000円だったのですが、ぴったり4000円のこのワインを選びました。日本ワインです。

平川ワイナリー スゴンヴァン
テール・ド・ヨイチ 2016

 平川ワイナリーは北海道の余市に、2015と比較的最近に立ち上げられたワイナリーで、以前北海道ワインに勤務していた平川さんが代表を務めています。しかしこの平川さんの経歴がとんでもなくて、国立農工大を出てからフランスのモンペリエで農業を学んで、さらにボルドー大の醸造学科を首席で卒業して、その後フランスのワイナリーで修行しながらソムリエまでやっていたらしい。それでまだ40代。いやー、凄い人もいるもんだ。

 そんな平川さんのワインはフランス語の名前がつけられてるんですね。second vinと書いてスゴン・ヴァンと読みます。英語で言うとセカンドワイン。どうでもいいけどCをGの音で発音するのってフランス語でも珍しいよね。
 なんでこのワインを選んだのかというと、今回競馬で買ったシュヴァルツリーゼと関係していて、シュヴァルツリーゼのお母さんがドイツの馬なんですよ。競走馬の多くは北海道で生まれてますので、シュヴァルツリーゼは親がドイツの北海道生まれ。で、このワインで使われているブドウの品種がレゲントっていうドイツの品種なんです。親がドイツで北海道生まれ。ね、同じでしょ。

 さて木曜日に抜栓して、3日間かけて飲んでみました。最初の一口は音声ブログで喋った通りなんだけど、硬質でミネラリーな印象。タンニンが強いわけではないのだけれど、凄く締まった感じでした。これがだんだん開いてきて、2日目に酸とタンニンと果実味が一度分離した感じがして、それがまた3日目に調和した感じになって、最後の一杯を飲んだとき、しみじみと「あー、めちゃ旨い」と感じました。

 あんまりわかりやすく「○○の香り」とか出てこない、なんというか奥ゆかしい味わいです。なので合わせる料理も難しい。ステーキとか脂っぽい肉を合わせるとワインのよさが失われてしまいそうで、しいて選ぶならやっぱりチーズかな? パルミジャーノのカリカリとはよく合いそうだけど、あんまり味が濃すぎるのはどうか。白カビの方がいいかもしれない。デリケートで、孤高を感じるワインです。

 これが平川ワイナリーのsecond vin(セカンドワイン)なら、トップキュヴェはどんなワインなんだろうなぁ。是非飲んでみたいです。これは期待以上に美味しかった。ごちそうさまでした。

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 さて今週の競馬は悩みましたが金鯱賞でいきたいと思います。そして買う馬も悩みましたがこれでいきます。

 ◎10アルアイン
 ○12モズカッチャン

 皐月賞馬アルアインは直線に坂のある中京とは相性が良さそうだし、ここにきてブリンカー着用というのが面白い。モズカッチャンの鞍上”デムーロから和田への乗り替わり”は強化だと僕は思いますよ。有馬記念で8着でしたが今回は距離が短くなった上に斤量も下がっているのでかなり期待が持てるのではないでしょうか。

 というわけで今日はこの2頭の単勝・馬連・ワイド、そして枠連を買ってみたいと思います。各200円でちょうど1000円。モズカッチャンと同じ5歳牝馬のリスグラシューと、いつも買わないと来る福永ジョッキーの大穴開けに期待したいと思います。

 ではまた来週~

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