凛とまっすぐに立って、生きていくということ
詩人・石垣りんに「表札」という詩がある。
僕は落ち込んだときや、自分に嫌気がさしたときに、そっと詩集を開いて、この詩を読むことが多い。
この詩の中には、強い意志を持ってまっすぐに立つ人間「石垣りん」がいる。
肩書や敬称が付いた自分の名前にはろくなことがない。そんなものは取っ払って、自分のあり方は自分で決める。
そんなことができたらいいなと思う。僕は、日々お金を稼ぐために、生きていくために、肩書や敬称に縛られ、不自由に生きている。でも、この不自由さは生きていく