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「美奈さん!俺は猛烈に・・」二者択一の思い込み。

「人間、星飛雄馬の魅力」とは
この前の記事で、「巨人の星」では
星飛雄馬の魅力が
一番のおもしろさ
という話をして
途中になってますよね。


「星飛雄馬」魅力って
どんなとこでしょうね。


自分としては
「あの時代を象徴していた」とか
「人生の教訓が含まれている」
なんてこととはちょっと違うんですね。


まず
ジャイアンツのエースとなった星が
まずは大リーグボール1号という
「魔球」を編み出す!


で、ライバルにこの魔球が
打ち砕かれていく。


しかし飛雄馬は不死鳥のように
蘇っていくというドラマ展開
その中で、飛雄馬が


「青春」とは?
野球以外の人生とは?


という問いを自身に問いかけていく
ある女性に出会い
人生を振り返っていく
そのお相手「美奈」さん
は巨人のキャンプ地宮崎の山奥の
診療所の看護婦をしている
美奈さんには秘密が
難病のため限られた命であること
そして
美奈さんが亡くなり
落ち込む飛雄馬を立ち直らせるため
ライバル花形満が電報で
飛雄馬を呼び出し「こんどは君の番だ」
と励ましていく
飛雄馬の逡巡は
「野球か恋愛」というベタなテーマではありますが
一旦は、野球を選び
美奈さんに別れを告げるのであるが
その場で、美奈さんが「死の星」と
自分の宿命を告げる
そのため
別れを決めた飛雄馬が
何ができるわけではないが
美奈さんの命のある限り
付き合うことを決める
それによって
1シーズンを棒に振る覚悟をする
ただ、父一徹にその苦悩を
手紙にしている
この時点で父は
飛雄馬の敵となる中日の監督を
引き受けている。
この強烈な親子関係は
このドラマの骨格をなしている。
ということで
巨人の星の魅力につながる
ストーリーを展開
どうやって困難を乗り越えていくのか
それを教えてくれる
ただ、方法として教えてくれるわけではない
まさしくマインド
徹底して突き詰めていく
ことをした人だけがたどり着く
そんなことを教えてくれる
まさしくバイブル!

と、早口のように魅力を伝えましたが

いかがでしょう。

前提として、このアニメをおおむね知っているという前提で共感してもらえるのではと思い、ダーッと書きました。

もう一回振り返ると

飛雄馬の「野球か恋愛か」という逡巡に、そして選択に、共感したあのころは「二者択一」という常識が刷り込まれていたのですよ!

そう今は決して「二者択一」である必要は全くないと、もう「二者択三(たくさん)」くらいでちょうどいいのではないですか?

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