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DOMO×居場所データでオフィスの利用状況を可視化する

こんにちは
今回はDOMOを使っていろいろ遊んでみます。

DOMO?

あらゆるデバイスから
あなたのビジネスを動かすプラットフォーム

DOMO社が提供する、BIプラットフォームです。公式はこちら
よくあるBIツールと違い、DBがセットになっているのがポイントらしい、です。

使用するデータ

いつものとおり勝手に取ってきたデータです。
弊社製品の「居場所わかるくん」を利用して、弊社オフィス内の社員の位置情報データを7-20時までの間で、1時間置きに取得し、貯めたものを使います。

いろいろやってみた結果

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こんなかんじになりました

推論祭り

こちらはある日のデータですが、これだけでもわかることが多いです。
弊社はオフィスを、「人と会い、コラボレーションする場所」、としています。
上段のグラフをみると、CaMP1(弊社のメインオフィス)に出社した社員のうち、およそ9割がミーティングエリアと定義した部屋・場所に滞在しているように見えます。
12時台にミーティングエリアの利用率が下がっていて安心しました。
*一部12時台に利用者が増えているエリアはTent/Loungeで、どちらもオープンスペースになっているため、飲食スペースとして利用しているものと思われます。
*Tentは本物のテントです
また、オフィスエリアの滞在社員数についても、ほぼ全時間帯で集中エリア(PersonalWork/Development)よりも、コラボレーションエリア(Fami-ress/Park)の方が利用率が高く、社員はやはり人と会うために出社している、と推測できます。
*流石に夕方以降は集中エリアと並びますが・・・

次に、下段について
こちらは、エリアごとの総利用時間(左)と、ユニーク利用者数(中)をグラフしたものです。
これを比較することで、ずっと同じ人物が利用しているのがそうでないのか、が見えてきます。
オフィスエリアは、当然ですが、基本的に同一人物の滞在時間が長め、かつ、人の入れ替わりも多く発生しています。
しかし、ミーティングエリアは総利用時間も利用者数も多くありません
つまり、少ない人数でいろいろなチーム・グループが会議室を利用している?と推測できます。

上段のグラフでは、ミーティングエリアを利用した全てのユニークユーザを抽出し、社員は人と会ってコラボレーションするために出社している、と推測しました。
しかし、下段のグラフで、一度に使っている人数と総利用時間はそれほど多くない、ということがわかりました。
このことから、弊社では、一つの大きなミーティングエリアではなく、複数の小さなスペース(スタンディングデスク・4人がけくらいのカフェテーブルなど)を作れば需要があるのかも?と推測できそうです。

最後に下段右です
これは純粋に時間ごとの場所のヒートマップなのですが、
場所ごとの収容人数を無視したマップになっているので、あまり意味を成していないかも・・・
先ほどのグラフにも出ていたように、クローズド、かつ、比較的大きめのミーティングエリア(OGASAWARA/SHIRAKAMI/SHIRETOKO/YAKUSHIMA)はマップがそれほど赤くなっていません。
返って、コラボレーションエリアは基本的に人が多い状態ですので、まだまだスペースの有効活用ができそうです。

他にも

本来の利用方法とは異なるかもですが、今オフィスにどれくらい社員がいる?というダッシュボードを作ったりもしてみました。
↓私がよく利用しているところのみ出したもの

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データを蓄積し続ければ、これからオフィスは混むか?や、今日はここが空いてる、などの情報を提供したりなんかも、、、できたりしそうですね・・・!

おわりに

以上、DOMOを利用して、位置情報のデータからいろいろ推測してみました。
私はデータのことはよくわからないので、↑に書いたことは全て適当なのですが、それっぽくなっているのではないでしょうか。

そういえば、弊社には全社員を対象としたリモートワーク制度があるのですが、このデータで遊んだことで、大体何割の社員が終日在宅勤務を行っているか、がわかりました。
弊社のリモートワーク率は、平時で約4割です。
高い方なのでしょうか?よくわかりません。
*現在は例のあれの影響もあり、かなり在宅率が上がっています。

それではまた

散財します。