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中山金杯 回顧

このレースは当てれる気がしなかったです。
1着のレッドガランが4人気ということで競馬ファンの眼力すごすぎますね。
また、このレースに出走したトーセンスーリヤは大井に出戻りになるみたいですね。ダートより芝の方が走りそうなのに・・・。
とりあえず回顧を進めていきます。

馬場

Cコースがわりですが完全内有利ではなく内が少し荒れており内外どちらからも勝利が狙えそうでした。
中山コースと相まって内先行でも外差しでも強い馬ならどちらでも届きそうでした。

展開

ハナを切ったのは11番シャムロックヒル、後ろに9番ロザムールと隊列はすんなりと決まり前半1000mは1:02:0とスローな流れ。そこから向正面ではこらえきれなくなった14番ジェットモーション下りを利用し後方から上がっていき逃げ勢に競りかける形に。
12.5-11.7-13.4-12.1-12.3-11.0-11.2-11.6-11.9-12.4
6,7ハロンが11秒前半を刻む一気にタフな流れになりました。
最後の直線ではリズムが狂った逃げ勢を好位で脚を溜めたレッドガランが差しきり堂々の1着。2着以下は先行勢と差し勢が混じり合い8着まで団子の大混戦となった。

各馬寸評

1着 レッドガラン(4人気)

7歳で重賞初勝利!
しかも2着以下に2 1/2馬身差つける圧勝は素直にびっくりしました!
真ん中の枠を引きスタートも良く好位につけロスなく競馬。
マイルを主戦場にしてきた馬ですが前半1000mのどスローのなか折り合いつけて脚を溜めたこともありすんなりと2000mに対応してきました!
大きな馬ですがとても器用な競馬ができるんですねー。
斎藤騎手は1600より2000、ベストはワンターンの1800と言っていたので参考にしたいです。
阪神1800の重賞なんか狙い目かなと思いますけど3歳限定が多いですよねぇ。適正舞台の見極めが重要ですね。

2着 スカーフェイス(7人気)

不利な大外枠も何のその終始外回しになりつつも最後の直線ではしっかり伸びてきましたね。
道中スローでいつもより前目で勝負できたことがよかったですね。
この馬もマイルが主戦場ですがスタミナ度外視すれば追走に困らない2000が良さそうです。
難しいのがスローなのに前がばてそうな展開で差してこれるタイプなこと。
タフな馬場でみたい穴馬ですね。

3着 ヒートオンビート(1人気)

スタートも良く内目を追走できており最後の直線までは非常に良かったと思います。
そこから一気に外に持ち出そうとしましたが外をスカーフェイス、前をウインイクシードとアトミックフォースに防がれて万事休す。
前が空いたあとじんわりと脚を伸ばして3着に滑り込みました。
決め手に欠けるので距離が伸びた方がいいのはそうだと思いますが、かといってタフな展開もあまり好まないタイプ。
重賞を勝ちきるタイプではないと見ました。

4着 タガノディアマンテ(9人気)

ステイヤータイプのこの馬がここまで良い着順を確保できるとは思いもしなかったです。
最高の結果だったのではないでしょうか。
内枠を活かし後方から追走。スロー展開で追走に手こずらなかったのも良かったですね。
最後の直線も内を縫うようにするする上がっていき4着を確保。
休み明けを苦にせずとても良い騎乗で4着ですから2000mのレースでこれ以上を求めるのは酷というもの。衰えていないことを示したのでまた長距離レースでどうかですね。

13着 ヴィクティファルス(3人気)

もちろん特殊なレース展開だったと思いますがそんなに向かない展開だったとも思いません。
直線で全く伸びておらず疑問が残るレースでしたね。
復調の兆しが見えるまで買うことはないと思います。

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