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【社員インタビュー】フードテック研究開発!未来を創る食のイノベーション

こんにちは、UMAMI UNITED JAPANの中の人です!社員インタビューシリーズの第二弾をお届けします。今回ご紹介するのは、2023年8月に入社した研究開発部メンバーの下吹越 雅人(しもひごし まさと)さんです。UMAMI UNITED JAPANで日々どのような挑戦に取り組んでいるのか、彼のキャリアストーリーや仕事に対する熱意、そしてやりがいについて詳しくお話を伺いました。下吹越さんのインタビューを通して、UMAMI UNITED JAPANの研究開発の最前線や、可能性について感じていただければと思います。ぜひ最後までご覧ください!

Q. 過去の経歴や専門知識について教えてください。
A.
大学では微生物を利用した廃液からのエネルギー生産研究を行っていました。本来なら廃棄されてしまうものを有益にするという点に強く惹かれました。そして就職後は、食用色素やセイボリー香料の研究開発にも携わりました。5年ほど働いた後、大学時代からの夢であった留学と世界一周の旅を実現しました。世界の景色や文化に刺激を受けて帰国し、その後サプリメント会社の研究開発に従事。具体的には原材料調査、レシピ検討、工場への落とし込み、包装資材検討、食品ラベルの一括表示の作成やチェックなど、多岐にわたる業務を行っていました。

Q. UMAMI UNITED JAPANに入社したきっかけと理由を教えてください。
A.  入社を決めた理由は2点あります。1点目は、環境に優しい形で製品を作り出すという商品設計に魅力を感じたためです。弊社製品では、営農型太陽光発電で栽培されるキクラゲを原材料の一つとしてアップサイクルしています。太陽光発電パネルの下は木漏れ日程度の日陰となるため、キクラゲ栽培には適した環境です。しかし、大きさを管理するのが難しく、規格外のキクラゲは商品価値がなくなり、格安で販売されるか、廃棄されてしまうという現状があります。そのような規格外のキクラゲを再び価値のある原材料として利用している点に強く魅力を感じました。
2点目は、スピード感を持って新しいことに挑戦できる環境を求めていたためです。以前在籍していた3社では、新しいプロジェクトへの挑戦が少なく、成長の機会も限られていました。そのため、常にスピード感を持って新しいことに挑戦できるスタートアップで働きたいと考えていました。そんな中、友人からの紹介でUMAMI UNITED JAPANと出会いました。革新的な植物性食品を開発するというミッションに強く魅了されるとともに、少人数だからこそ、これまで経験したことのない業務にも挑戦できる環境に大きな魅力を感じました。UMAMI UNITED JAPANでの新たな挑戦と可能性に惹かれ、この会社で働くことを決意しました。

Q. UMAMI UNITED JAPANで何をしていますか?(役割・担当や仕事内容)
A. 植物性卵の研究開発全般を担当しています。原材料の調査や文献調査、試作検討など、日々新しいチャレンジに取り組んでいます。

1日のスケジュール例
8:30 - メール/スケジュール確認、情報収集  (食に関する新たな技術や法規制、新商品に関する情報を確認)
9:00 - 実験・検証① (卵白の食感を再現するため、タンパク質や食物繊維など様々な原材料の組合せを検討)
11:00 - 実験結果の考察①、特許・文献調査
12:00 - お昼休憩
13:00 -実験・検証② 
15:00 - 原材料メーカーとの打ち合わせ
16:00 - 実験結果の考察②
17:00 - 研究開発チームミーティング
17:30 - 翌日の実験計画作成

Q. 今の仕事で達成感、やりがいを感じる瞬間を教えてください。

A.現在、加熱で凝固する卵白の機能を再現するという高度で複雑な課題に挑戦していることが大きな刺激です。この分野は世界でもまだ誰も達成していない未知の領域。その為、常に壁にぶち当たりながら試行錯誤を繰り返しています。多い日で1日10パターン以上の検証を行う日もありますが、それを乗り越えて未知のことを解明していく過程に達成感を感じます。また今までの研究開発の知識を活かして仮説を立て、実験を重ねていく中で新たな知見を得られることも大きな喜びです!

Q. UMAMI UNITED JAPANへの今後の期待や、改善点を教えてください。
A.機能や味の面で高いご評価をいただく一方で、使い方や汎用性などまだまだ課題や要望を受けることがあります。地道ですがそれら一つ一つの課題を解決し、より優れた製品の開発を目指しています。また特に、「たまご」という汎用性の高い食材を植物性で代替するという課題は大きく、企業や消費者からの期待も非常に高いです。さらに植物性食品の需要が急速に拡大している中、弊社の製品が持つ可能性は、日本国内だけでなく世界中の市場にも広がっています。弊社のミッションにもある通り、いままで食べられなかった人も、食べていた人も、国やバックグラウンドを超えて誰もが同じテーブル「ONE TABLE」を囲めるような未来を作っていきます。

Q. 未来の仲間へメッセージをお願いします。
A. UMAMI UNITED JAPANはスタートアップ企業なので、さまざまな業務に携わることができる成長の機会があります。これまで食品の研究開発を10年以上行ってきましたが、入社後は物流周りのオペレーション構築など、今まで経験のない業務にも挑戦しています。日々新たな発見があり、刺激的な毎日です。そんなジェットコースターのようにスリリングなこの会社で一緒に働けることを楽しみにしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。次回のインタビューもお楽しみに!
UMAMI UNITED JAPANでは、共に新しい可能性に挑戦してくれる仲間を募集しています。食の未来を共に切り拓きたい方、ぜひ私たちと一緒に働きましょう!。お気軽にご連絡ください。


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