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創作のかけら

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写真のこと、本づくりのこと……..。展示のお知らせ、報告も。
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#ひとり出版社

本づくりの仕事がしたくて製本の学校に通い始めました⑦和綴じ蛇腹本の画集、帙入り

こんにちは、UMA(ゆま)です。この春から製本学校に通っています。目標は来年、ひとり出版社を立ち上げることです! ……という書き出しで去年(2023年)から始めた、自分にエールを送るシリーズ(?)7回目です。そろそろ会社設立のことも具体的に考えつつ、手は動かそう!というわけで、今回は和綴じの蛇腹本を作りました。 収める作品は、甥っ子アーティスト、木下晃希にふたたび協力してもらいました。内容は、昨年12月にハードカバーの画集を作った時とほぼ同じです。その時の本はこちら(↓)

本づくりの仕事がしたくて製本の学校に通い始めました⑥和綴じ写真集、函入り

こんにちは、UMA(ゆま)です。この春から製本学校に通っています。目標は来年、ひとり出版社を立ち上げることです! ……というような書き出しで去年(2023年)から始めた、自分にエールを送るシリーズ(?)6回目です。製本修行、年末年始もひとがんばりしました! 今回は、昨年暮れに埼玉県の小川町に行った時、古い細川紙が手に入ったので、それを使って和綴じの写真集「しんと悲しみが満ちる地へ / In Silence and In Sorrow」を作りました。(ちなみにこのシリーズは

本づくりの仕事がしたくて製本の学校に通い始めました⑤ハードカバーの画集に挑戦!

こんにちは、UMA(ゆま)です。この春から製本学校に通っています。目標は来年、ひとり出版社を立ち上げることです! ……という書き出しで、自分にエールを送るシリーズ(?)5回目です。製本修行、なんとか続いています! 今回のご報告(?)は、いよいよ角背上製本! 背中がフラットなハードカバーの形で、甥っ子アーティスト、木下晃希の画集を作ってみました。中におさめたのは、今年の9月、松坂屋上野店のアートスペースで開催された個展『KOKI ZOO』の展示作品です。 順番を考えたり、

本づくりの仕事がしたくて製本の学校に通い始めました④フランス装で写真集

こんにちは、UMA(ゆま)です。この春から製本学校に通っています。目標は来年、ひとり出版社を立ち上げることです! ……とかいう書き出しで、自分にエールを送るシリーズ(?)4回目です。製本修行、挫折せずに続いています! 今回のご報告(?)は、福島を撮った一番新しいシリーズ「記憶の方舟」の写真集を作ったこと。フランス装という手法(本の背に糊をつけて表紙を貼り、表紙の三方は折り込んで仕上げる方法)を使っています。 フランス装については、学校で習って以来、「軽やかな感じがカッコ