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#21 ママ山、落馬す(2/2)~そして休会~

不穏なお馬さんにアクシデントが重なった…前回の続きです。

人生初の落馬

車も来ない、どこまでも続く田んぼの一本道。
見通しの良い直線。

「ここで速歩はやあしをしてみましょう」と馬5頭が連なってトコトコ進みます。

途中、ポンプで用水路の水を田んぼに引いている場面に出くわしました。

馬は道に渡されたホースをまたいで進まなければいけません。

エンジンポンプの音が "ぼぼぼぼ" 鳴っています。
長いホースは生き物のように小刻みに震えています。

馬は明らかに警戒しています。

オーナーは少し先で「大丈夫!ゆっくりおいで!」と呼んでいます。

私の前方にいる娘の馬が、躊躇しています。
少し進んでは、またぐ勇気が出なくて後退する、といった感じです。

それでも前の馬に追いつきたいためか、ホースをまたいだものの、相当嫌だったようで、2、3歩跳ねて暴れました。


そしてママ山の番です。

同じく、ホースをまたごうと頑張っています。

馬は、オーナーが呼んでいるので、その声に応えようと、なんとか前に進もうとしています。

馬が怖がっているのは分かったので、強引な指示は出しません。
心の中で(落ち着け~)となだめつつ、祈るような気持ちです。

そして一歩踏み出した瞬間


カンッ

ホースをカバーするために渡してあった金属の板を踏んでしまい

その音に驚き

馬は猛ダッシュしました。

そのあとのことはよく覚えていないです。

砂利道で背負い投げされたような衝撃のあと、目を開けると、青空をバックに(軽トラから降りて駆けつけてくれた)女性スタッフさんが心配そうにのぞき込む顔が見えて


ああ。落ちたんだ。

と思いました。

後ろから見ていたパパ山曰く
「急に走り出した」
「馬はオーナーのところまで行って止まった」

後ろの軽トラから見ていたスタッフさんたちも「急に駆け出した」と。

オーナーは荒ぶる馬をいなしながら「普段はこの道に "こんなもの" ないのに」と慰めて?くれました。

自分に起きたことを信じたくなくて、スタッフさんに「落馬ってよくあることなんですか」と聞くと、

その方は「エンデュランス」(長距離走行競技)をしている方で

「それはもう…(しょっちゅう)」と。


そっか

しょっちゅう落ちている人が
生きてるんだから

大丈夫だね!

と安心することにしました。

「ここで馬に乗るのをやめてしまうと、もう乗れなくなってしまうよ」というオーナーのアドバイスもあり、また馬にまたがり、公園を目指しました。


それがこの素敵な写真✨

実は落馬後


ヘルメットを外してゾッとしました。
もし顔にこんな傷がついていたらと思うと…
小石が頬にめり込まなくて良かった…

ヘルメットありがとう😭

小石…顔にめり込んだらと思うゾッとします。


一方、頭から落ちたので打撲もしました。
頸椎捻挫(←ムチ打ち)、右肩、左骨盤。

ベストをつけていれば少し緩和されていたかな?

娘は
「用水路の方に落ちなくて良かったじゃん」
(地面より高低差があるので、用水路に落ちた方がヤバかったんじゃないか、むしろ道で良かったのでは?の意)

「逆にエアバッグが破裂したら、馬が驚いて、それこそ一斉に駆け出してたんじゃない?」と。
(エアバッグが膨らむ音はかなり大きい。)

ママ山としては
「どうせ落ちるならクレインさんで落ちたかったよ」と思ったのでした。

まず、プロテクターつけてるし、
落ちても下は砂だから、砂利よりはマシそう。

そもそもクレインなららちの中だから、暴走するにしても限度があるし。

落馬、その後

落馬したのが8月の初め。
その後、クレインを4ヶ月休会しました。

落馬の一番の原因は
「乗り手の技術不足」だそうで。

へい。

その通り。

返す言葉もございません。

日常生活をどんな風に送っていたかというと、、、一応、仕事には行っていました。

家にいる時はカラーを着けて過ごしました。(ネックストレッチャーとか言うらし)

本人画像ではないけど、着けていたのはコレそのもの。

夕方になると頭を上げていられないので、テーブルに頭を置いて、突っ伏していました。

夕飯は朝のうちに作っておきました。

娘の乗馬の送り迎えは、車から娘をおろした後は、少しでも頭に負担が掛からないよう、シートを倒して休んで待っていました。

申し込み時に保険に加入したので、通院した日については3,000円支払われました。

病院に行ってもレントゲンを撮るだけで、何も処置はしてくれないので、月が変わってから接骨院に通いました。
(同じ月に病院と接骨院の保険は使えない)

noteで馬の記事を書こうと思いたったのは、この休会中のことでした。

馬に乗れない分、"少しでも馬に関係することをしたい!" との想いで始めました。

座ってのパソコン作業は辛かったので、寝ながら音声入力で文章を作りました。

そんなこんなで
今でもまだ首スジは痛いのだけれど、頭の重さは無くなったので、2022年に12月1日より、乗馬を再開しました。

つづく…

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