おっさん、IT系試験を一夜漬けしてみた。

 この記事では、AWSの試験は"一夜漬け"で突破することが可能かを述べています。結果的には合格を勝ち取ることできました。しかし、基礎知識などの前提は必要となります。

 ※あくまでも、個人の経験談です。すべての人に当てはまるわけではないので、悪しからず。

おっさんAWSの資格試験をうける

 私の本業はパソコンの大先生なわけだが、年に数回、勤めている会社に「自分こんなこともできますよ」とアピールしなければならない。

 会社側も「へーこんな人材いるんだねぇ」ぐらいで配置換えの選考材料に使われたり、「アテクシたちこういう資格を持っているエンジニアが〇〇名ほどおりまして~」など、会社の技術力を客観的に見る材料になったりすることがあります。

 はっきり言ってIT系の資格なんて意味はないですが、持っている知識の証明や話のネタにはなるのかなと思います。

 ※昔は資格使用料とかで給料に上乗せがある制度があったのですが、勤めている会社にはその制度がなくなってしまいました。。。。

AWS ソリューションアーキテクト試験

 クラウドサービスであるAWSの資格試験を受験してみました。

   https://aws.amazon.com/jp/certification/certification-prep/?th=cta&cta=header&p=2

  12個あるうちのソリューションアーキテクト アソシエイト試験を受けてみました。本屋さんにおいてある対策本の数からいうと、受験者が一番多そうです。

 また、この試験ですがAWSの機能について質問される形式ではなく、「こういうシステムを作りたいのだけど、どうすれば実現できる?」というような問題形式なので、問題、選択肢の内容ともに文字数多めです。

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sa-assoc/AWS-Certified-Solutions-Architect-Associate_Sample-Questions.pdf

 4) 企業は、複数のアベイラビリティーゾーン全体にわたる VPC で、公開されている 3 層 Web アプリケーションを実行します。
 プライベートサブネットで実行されているアプリケーション層の Amazon EC2 インスタンスでは、インターネットからソフトウェアパッチをダウンロードする必要があります。
 ただし、インターネットから直接インスタンスにアクセスすることはできません。

 インスタンスが必要なパッチをダウンロードできるようにするために実行すべきアクションはどれですか? (2 つ選択してください。)

A) パブリックサブネットで NAT ゲートウェイを構成する。
B) インターネットトラフィック用の NAT ゲートウェイへのルートがあるカスタムルートテーブルを定義し、それをアプリケーション層のプライベートサブネットに関連付ける。
C) Elastic IP アドレスをアプリケーションインスタンスに割り当てる。
D) インターネットトラフィック用のインターネットゲートウェイへのルートがあるカスタムルートテーブルを定義し、それをアプリケーション層のプライベートサブネットに関連付ける。
E) プライベートサブネットで NAT インスタンスを設定する。

 答えは、AとBになります。寝不足で頭が働いていないときに65問近くこのような問題を、読んで考えてたりすると気持ち悪くなってきます。

 実際、2019年の9月に受験して準備不足のため不合格となりました。それからこの試験には近寄っておりませんでした。

実験してみた

 ある日、本屋さんで書籍『一夜漬け AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト[C02対応]直前対策テキスト』を見つけました。

www.amazon.co.jp/dp/4798062960

「一夜漬け」なんて甘美な響きなんだろう。。。10年ぐらい前までは普通にやっていましたが、最近はご無沙汰でした。で、実際に『一夜漬け』できるか試してみました。

結果的には、完全に知識0からでは8時間では無理でした。最低でも主要な機能、サービスの名前を知っていること、適用するケースが把握してこないと頭に入ってきません。

 知識を呼び起こしたり、音読、復唱し本に書いてあることを脳に刻み付ける作業をしながら、問題を解くということを10時間ぐらいかな、実施しました。本に書いてあることが理解できるようになると、使用する機能や注意点などが連携するようになり、問題も比較的楽に解けるようになってきました。

まとめ

 結果的には合格しましたが、このような資格の取り方では本来の目的からは反するところなので、資格マニアな方や業務目標などでどうしてもという方以外にはおすすめしません。

 追加で、試験前にはよく寝ておかないと試験中に踏ん張りがきかなくなるので、よく寝て万全の態勢でのぞんだほうが良いです。

 また、近いうちにIT系の資格試験を受けなければいけなさそうなので、その時にはまた、記事にしようかと考えております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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