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【週末回顧録】このまま負けてなるものか!(10月28日・10月29日)

お世話になっております。UMAJIN編集部員の平石です。

「未来の馬券の的中は振り返りから!」ということで、先週末の競馬を振り返っていくこの企画。土曜・日曜の競馬で気になったレースをピックアップ。さっそくやっていきましょう。

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<土曜日>

■京都5R 2歳新馬

・ブエナオンダ(1着)
内回りながらレースの上がり1000mの区間ラップは12.9→12.3→11.9→11.6→11.3と加速ラップを踏む形に。新馬の加速ラップはスローであることが多く、ほとんどの馬が速い上がりを使えていることが多いのですが、この馬自身の上がり3F34.4に対し、上がり2位のホウオウリムジンは34.9と差をつけていました。

しかもホウオウリムジンが後方追走だったのに対し、ブエナオンダは3番手で競馬を進めていました。シンプルに基礎能力が高い感があります。

いやはや金子オーナーはリオンディーズでも当たりを引くのか。本当に未来から来た人なのかもしれません……。

■京都10R 御陵S

・バハルダール(3着)
3着になったのはいいのですが、直線でずっと内にモタれっぱなし。モレイラ騎手は修正動作を加えながらの叱咤激励になりました。これまでも左回りで結果を残してきたように、本質的には左回り向きのような感じも。

ただ4コーナーで大外をぶん回して最後まで頑張ったようにやはり能力は高いですね。なかなか左回りの中距離という条件がないのでアレですが、引き続きこのクラスで狙えるように思います。

<日曜日>

■東京8R 本栖湖特別

・ダノンギャラクシー(1着)
東京芝2400mの条件戦で勝ちタイムが2分22秒8…? 時計を見てあまりにも驚いたので「東京芝2400mの条件戦で勝ちタイム2分22秒9以下で勝利した馬」を調べてみると過去の該当は以下の3例でした。

▼2018年 緑風S(1600万下)
 ウインテンダネス(2分22秒9)

▼2018年 青嵐賞(1000万下)
 パリンジェネシス(2分22秒9)
 ムイトオブリガード(2分22秒9)
※1着同着

ということで、2分22秒8は調べるかぎり条件戦で最速のタイムだと思います。これより速いのはダービーとジャパンCだけです。

この3頭のうちウインテンダネスとムイトオブリガードは後に東京芝2500mの重賞を勝利。ダノンギャラクシーも来年の目黒記念やアルゼンチン共和国杯でお会いしたいですね、ということで。

■京都10R 古都S

・シホノスペランツァ(11着)
・ホウオウエクレール(13着)
ラップを見ると残り1400mから12秒台がずっと並ぶ形に。残り1200mあたりからシホノスペランツァのマクリが入ったのですが、実はそこはわりとペースの締まった区間だったという。

逃げたホウホウエクレールは来られた以上は突っ張らざるを得ず、結果的にペースの緩む箇所がなく、前崩れを誘発する結果となりました。

ということで前崩れを誘発した張本人(馬)のシホノスペランツァと逃げたホウオウエクレールを次走チェック馬に。どちらも上がりのかかるレースが得意なのでそんな条件で狙いたいですね。

■東京11R 天皇賞・秋

イクイノックスは史上最強ですね、という感想しか出てきません。1分55秒2ってなんぞ…。

腹を決めた藤岡佑騎手がジャックドールで刻んだラップは前半1000mが57秒7。11.5前後のラップが並び続ける展開を3番手で追走したイクイノックスに上がり3Fを34.2でまとめられたら、そりゃあ後続は手も足も出ません。

2-4着はイクイノックスをほったらかしにして後ろでレースを進めた馬たち。イクイノックスマークだったドウデュースが7着に敗れたことを考えると、◎ガイアフォースはかなり強い競馬をしてくれたと思います。

あのペースで逃げ馬に鈴をつけにいく競馬は相当に負荷が大きかった感。それで5着ならGI級という見立ては間違っていなかったと思いますし、あの競馬なら外しても納得です。個人的には◎にして全く悔いはありません。

しかしながらあのトンデモないハイペースでようやく本領発揮になるっちゅうのは、今後を考えるとなかなか難儀な感も。

今後のレースに常にジャックドールがいるわけではないですし、スローペースで思わぬ取りこぼしというのは常々警戒する必要があるのではなかろうかと……。うまくお付き合いを考える必要がありそうです。

ドウデュースはエンジンがケタ違いの馬なので、なかなかテン乗りだと難しかった印象。戸崎騎手もイクイノックスをマークする競馬をせざるを得ませんでしたし、難しいレースを要求されたような感じがします。個人的にはあそこのポジションを取れたことの方が驚きだったり。

力負けというより展開負けな感がありありなので、この敗戦はしゃーなしということでよいのではないかと。ただ個人的にはジャパンCは少々距離が長い気がするので今後のローテーションに注目したいところです。スローで一瞬の爆発力が求められるようなレースってどこかあるかしら……?

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